« 変な顔・・・。 | トップページ | ホルモン焼き »

2012年10月12日 (金)

ヤマトタマムシ

8月下旬、"瀬上市民の森"を歩いていた時のことだ。
広葉樹林の中の遊歩道を足元に注意しながら下っていたら、目の前に大きな昆虫がポトリと落ちてきた。

P8260600

しゃがみ込んで見るとヤマトタマムシ(大和玉虫:Chrysochroa fulgidissima )だった。
盛夏の真昼間にエノキやケヤキなどの高樹の上を飛んでいるのを見かける。

P8260602

ヤマトタマムシは本当に美しい昆虫だ。

玉虫色

全体的に緑色の金属光沢がある細長い体で、鞘翅に紫、赤、の縦じまが虹のように入っている。
翅の表面をよく見ると、たくさんの小さな窪みがあって平滑でない。

P9081712r

肉眼では確認できないけど、ヤマトタマムシの翅は薄い膜を何層も重ねた構造をしている。
薄い膜を重ねた物体に光があたると複雑に反射し、光が"干渉"することによって金属のような光沢が見られるのだ。

なぜ、こんなに目立つ色彩をしているのだろう。
キラキラする物を嫌う鳥の捕食から逃れるためという説があるが、タマムシの仲間の多くは地味な体色をしている。
なんとも不思議に思うねぇ。

余談だけど、タマムシの体はとても硬い。
鞘翅だけでなく腹側も硬いから、標本を作る時にタマムシの体に標本針を刺すのはなかなか大変で、下手をすると針が曲がってしまうほどだ。
こんなに硬い獲物は鳥もあまり食べたいと思わないだろうね。
本当のところは鳥に聞いてみなければ分からないけど。

(撮影日は2012年8月26日)

Please click the nether banner if you sympathized with this blog.

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

Thank you very much.

« 変な顔・・・。 | トップページ | ホルモン焼き »

鞘翅」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ヤマトタマムシ:

« 変な顔・・・。 | トップページ | ホルモン焼き »

ブログパーツ

  • 日本ブログ村
2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
フォト
無料ブログはココログ