« みかんの花咲く丘 | トップページ | 梅雨入り »

2012年6月10日 (日)

アゲハの産卵

みかん畑が広がっている所にはアゲハチョウ属(Papilio )のチョウが多い。
幼虫の食樹であるウンシュウミカンに産卵するためにやってくるのだ。
ミカンの他にもユズ、カラタチ、サンショウなどの葉が幼虫の食料になる。
これらの樹は庭木として植えられていることが多いから、住宅地でもよく見られるね。

早速、飛び回っているナミアゲハ(並揚羽:Papilio xuthus ) を見つけた。
しばらく目で追っていたら、枝に止まって腹端を折り曲げている。
ナミアゲハの産卵だ。

P5273204

枝に"お座り"をするような不安定な格好で、羽ばたきながら新芽に卵を産み付けている。
時間にして僅か20秒足らず、2、3枚しかシャッターを切れなかったね。

P5273204rr

孵化したばかりの幼虫は硬い葉を食べることができない。
だから柔らかい新芽を選んで産卵するのだろうね。
産卵する数は一箇所に一粒だ。

R0010379r

きれいな球形をした卵の直径は約1mmで薄い黄色をしている。

卵から孵化した幼虫が成長して無事に羽化できる確率は、僅か1~2%だという。
数多の天敵の攻撃から逃れた極めて運が良いものだけが、空に羽ばたくことができるのだ。
卵たちには厳しい生存競争が待っている。

Please click the nether banner if you sympathized with this blog.

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

Thank you very much.

« みかんの花咲く丘 | トップページ | 梅雨入り »

鱗翅」カテゴリの記事

コメント

今晩は!
我が家の庭のミツバとイタリアンパセリにはキアゲハが来て卵をうみつけました。
でも、イタリアンパセリで孵化した幼虫はいつの間にかいなくなってしまいました。

貴重な瞬間を見事に撮りましたね。
さすがです。
子供の頃、卵や幼虫はよく見つけましたが、産卵の瞬間は見たことがありません。
身近に居る昆虫なんですけどね。

ぴょんぴょん さん

終令幼虫まで成長して、あともう少しだったのに残念でしたね。
キアゲハの幼虫はアゲハチョウ属のなかでは、少し変わった体色をしていますよね。
保護色というより、むしろ警戒色・・・。

みつひろ さん

産卵のために食草(樹)の周囲を飛んでいるアゲハの雌を時々見かけるのですが、なかなか写真を撮れる場所に来てくれません。
産卵時間も短くて難しいですねぇ。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/574058/54889178

この記事へのトラックバック一覧です: アゲハの産卵:

« みかんの花咲く丘 | トップページ | 梅雨入り »

ブログパーツ

  • 日本ブログ村
2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
フォト
無料ブログはココログ