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2012年5月31日 (木)

泡を吹く

この季節、虫撮りで山歩きをしていると、道端の草に2cmくらいの白い泡の塊をよく見かける。

P5193110

これは、アワフキムシ(泡吹虫)の幼虫が作り出したものだ。
"泡を吹く"といえば、人の世界では苦しい様を表す言葉だが、アワフキムシの幼虫は別に苦しんでいるわけではない。
この泡で巣を造り、天敵から身を守っているのだ。
人目には付きやすいが、アリなどは泡の中に入っていくことができないので安全なのだろう。

P5193125

アワフキムシには気の毒だが、泡を取り除いてみると中に小さな幼虫が潜んでいる。

P5193125r

腹部がずんぐりと脹らんでいるね。
アワフキムシの幼虫は、植物の導管に針のような口を突き刺して栄養分を吸い取る。
排泄する液体に含まれる成分が白い泡の原料になるが、”泡を吹く”わけではなく、排泄物に空気を送り込んで”泡立て”ているそうだ。
虫たちの生き残り作戦は、多様で魅力に富んでいるね。

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コメント

アワフキムシの秘密良く分りましたァ。
なるほどザわ~ルド&ガッテンガッテン。

森カフェ さん

ありふれた身近な昆虫でも、生態を知ると面白いですね。

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