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2011年12月の記事

2011年12月31日 (土)

三崎まぐろ祭り

三崎水産物地方卸売市場周辺で28~30日に開催された年末恒例の"三崎まぐろ祭"に行ってきた。
年末ビッグセールと称して、三崎名物のまぐろをはじめとする魚介類、地元農家の野菜などが"特売価格"で販売されるので、とても人気があり、大勢の人が訪れていた。

三崎漁港は、全国でも有数のマグロ遠洋漁業の基地だ。
太平洋、インド洋、大西洋で獲ったマグロがこの漁港で水揚げされている。
船の向こうに見えるのは、城ヶ島だ。

Pc301526

当たり前だけど、マグロは漁船内で急速冷凍されて運ばれてくる。
水揚げした冷凍マグロを保管する"超低温冷凍庫"を備えているのが、三崎漁港の特徴だろうね。

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三崎漁港の周辺は、マグロ料理を売りにする飲食店が多く、これを目当てに訪れる観光客も多い。
テレビ番組などで紹介されることが多いので、"鮪のかぶと焼"は有名だね。

Pc301537

まぐろ祭の特設会場は、たくさんの人で賑わっていた。
最終日なので既に完売してしまった店もある。

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マグロはこのようにブロック状で売られている。
普段はまとめ買いをしないので、これが"特売価格"なのかよく分からないけど、正月用を買い求めた。

Img_8391

会場の一角には屋台が出展して、豚汁や鮪のトロ焼きなどを売っている。

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"鮪のトロ焼き"の香ばしいにおいに釣られて、買って食べた。
鮪が良いのか、タレが良いのかは知らないが、油が乗って美味だったね。

Img_8406

三浦半島は、野菜の栽培も盛んだ。
三浦大根は太く長く、なかなか立派だ。
今の季節はおでんにすると良い。

Img_8404

来場した車のナンバーを見ると、東京、千葉から訪れている人もいるようだ。
朝早く出かけて、昼前には帰途に着いたが、国道134号線はかなりの渋滞だったね。

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2011年12月30日 (金)

季節はずれのチョウ

すっかり昆虫から離れてしまったが、過去に撮影した写真から一枚。

Photo

もう7年も前のことだ。
師走になって昆虫の数もめっきり減り、寒さに強いアブの仲間くらいしか目にしなくなった頃だった。
少し暖かい日の昼過ぎに近所の公園を散歩していたら、サクラの幹にアオスジアゲハ(青条揚羽:Graphium sarpedon )がとまっていた。

少しずつ近づいてシャッターを押したが、飛び立つ気配がない。
翅をいっぱいに広げて陽光を浴びている。
アオスジアゲハはとまる時に翅を閉じていることが多く、こんな姿は珍しい。
羽化したばかりなのだろうか、翅には全く疵がない。

アオスジアゲハは南方系のチョウだ。
既に冬を迎えて、吸蜜する花も少なく、交尾する相手も見つからないだろう。
アオスジアゲハの越冬態は蛹だ。
暖地とはいえ、横須賀で成虫は冬を越すことはできない。
少し気の毒になった。

2004年の12月11日、横須賀で私がアオスジアゲハの成虫を見た最も遅い時期だ。

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2011年12月29日 (木)

江の島の日の入

江の島の展望灯台から日没を眺めた。
日没は熱海の方向だろうか、伊豆半島もよく見えたね。
空気が澄む冬は、遠方まで見渡すことができる。

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刻一刻と空の色が変わってゆくのが分かる。
太陽は眩くて直視できないが、空のグラデーションが美しい。

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富士山はここから約70Km離れている。
箱根火山の外輪山もくっきりとシルエットが見えるね。

Pc171466

富士山頂に夕日が沈む"ダイヤモンド富士"は見事だろうね。
私はまだ見たことがないが、江の島では4月と9月がそのタイミングだ。
冬季のような展望に恵まれることは稀だろうけどね。

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富士山に綺麗な色に染まった雲が近づいてきた。

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茅ヶ崎市の沖合1,200 m付近には"烏帽子岩"(姥島)が頭を出している。
サザンオールスターズの歌にも出てくる地元ではおなじみの岩礁だ。

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約60Km南方には伊豆大島が横たわっている。
天気が良い日でも、三原山の山頂には雲がかかっていることが多いね。

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伊豆大島の右(西)にピラミッドのように見えるのが利島だ。
利島までの距離は約90Km。

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東京都の市区町村で面積が最小の利島村には、350人ほどの村民が住んでいるそうだ。
椿の栽培が盛んで椿油の生産量は全国一、また、1Kgを超える超特大の"利島の大サザエ"が有名らしい。
どれだけ大きいのか見てみたいね。

(撮影日は2011年12月17日)

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2011年12月28日 (水)

江ノ電(その2)

稲村ヶ崎で江ノ電を下車した。
江ノ電の線路はここでも住宅地を縫うように走っている。
この辺りでは、鉄道の敷地境界にフェンスが設置されていないので、住宅と線路がより近接しているように見えるね。

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稲村ヶ崎駅の近くにこんな"踏み切り"があるのには驚いた。
当然、警報機や遮断機はない。
地元の人にとっては大切な近道になっているのだろうね。

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"危険 線路内立入禁止"と"飛び出し注意!!"の矛盾が可笑しい。
私のような観光客は、果たして横断していいものやら迷ってしまうね。

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江ノ島・腰越の間、江ノ電は一般道路の中央を走る日本で唯一の鉄道路線となっている。
"併用軌道"と呼ばれているようで、江ノ電のとても珍しい特徴だ。

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この400mほどの区間は列車優先で、自動車は列車に道を譲らなければならない。
以前、自動車でこの道路を走ったことがあるが、鉄道軌道と車道の区分がないので、正面からこちらに向かってくる江ノ電車両に驚いたものだ。

とくに鉄道マニアではない私でも、江ノ電には不思議な魅力を感じるね。

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2011年12月27日 (火)

江ノ電(その1)

"江ノ電"とは江ノ島電鉄株式会社の略称だ。
藤沢・片瀬(現在の江ノ島)間が開業したのが1902年(明治35年)の9月だから、100年以上の長い歴史をもつ。
江ノ電に乗る度に、本当に観光客や地元の人に愛されているんだなぁと思う。

Pc171430
(藤沢駅ホーム)

鎌倉から藤沢まで、路線距離はわずか10km、駅数は15駅、所要時間は約35分だ。
平均速度でいえばマラソン選手より遅いわけで、なんともまぁのんびりしている。
ただ単に鎌倉から藤沢まで行くのなら、JRの横須賀線から大船駅で東海道線に乗り換えたほうが安くて速い。

でも、休日の江ノ電は、観光客で賑わっているし、平日は通勤・通学など地元の人たちになくてはならない存在になっている。
首都圏にあって気軽にローカル線の雰囲気を感じることができるし、なんといっても古都鎌倉と湘南を結ぶ沿線には、観光名所や名勝が数多い。
一日乗り放題のフリー切符が売れるわけだね。
運行本数が多いし、駅間距離が短いので、地元の人たちには路線バスに近い"足"として重宝されてもいる。

こんなことが江ノ電の魅力になっているのだろうね。

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(鎌倉駅ホーム)

沿線の風景は変化に富んでいる。

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(鎌倉市内の住宅街)

鎌倉駅を出発してしばらくは、住宅街をゆっくりとすり抜ける。
住宅の窓から手を伸ばせば、列車に触れることができるくらいの近さだ。
江ノ電に複線化など有り得ないことがよく分かるね。

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(藤沢駅近くの高架)

藤沢駅近くは高架された線路で、ビルの間を走るのが対照的だ。
単線だけどね。

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2011年12月26日 (月)

Z旗

NHKのスペシャルドラマ"坂の上の雲"が終わった。
司馬遼太郎の同名小説を原作としたドラマで、一昨年から足かけ三年にわたって放映された。
中国、ロシア、イギリスなど海外ロケも見事で、制作費は大河ドラマを軽く超えているだろうね。

第3部のクライマックスは日露戦争の帰結を決した"日本海海戦"だった。
主人公の秋山真之が乗艦した日本海軍連合艦隊旗艦の戦艦"三笠"は、現在、横須賀市に記念艦として保存されている。

記念艦三笠ホームページ

三笠の前には連合艦隊司令長官 東郷平八郎の銅像がある。

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太平洋戦争後の一時期、三笠は洋上ダンスホール、水族館に改装されて、見るも無残な姿を晒していたそうだが、地域、旧海軍、アメリカ海軍などの関係者の尽力で往時の姿が復元されている。

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"三笠"は海に浮かんではいない。
その舳先を皇居の方角に向けて、海底に固着された状態で保存されている。
すぐ真正面はアメリカ海軍横須賀基地だけどね。

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連合艦隊参謀 秋山真之の作とされる"皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ"という意味をもたせて主マストに掲揚されたのが"Z旗"だ。
これは、アルファベットの最後の文字である"Z"を用いて、将兵を鼓舞したイギリス海軍の故事に倣ったようだ。

Img_5417

原作の"坂の上の雲"については様々な議論があるだろうが、このドラマは日本という国について子ども達と話す良い機会になったね。

明治の幸運な楽天主義者たちは、欧米に追いつき、追い越すことで一丸となった。
これから、日本人の心がひとつにまとまることはあるのだろうか。

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2011年12月25日 (日)

江の島

江の島は古くからの観光地で、江戸時代後期には庶民の行楽地として栄えた。
人の移動が厳しく制限された当時の建て前は寺社参拝だったが、人々は景勝地を訪ね、土地の料理を賞味し、留守居の人に土産を求めたという。
これは、昔も今も変わらないね。

日本三大弁天の一つに数えられる江島神社は、552年に欽明天皇の勅命で島の洞窟に宮を建てたのが始まりと伝えられている。

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江島神社の横から有料の"江ノ島エスカー"に乗って島の頂上に行くことができる。
エスカーとは、高低差46メートルを結ぶ四連の上り専用屋外エスカレーターだ。
高齢者などにとっては便利な設備だね。

頂上の展望灯台(シーキャンドル)に登ってみると、360度の視界が広がる。
島から陸の方向を眺めてみると、江の島が砂州で陸続きになっていることが分かる。

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海岸のすぐ近くに島があると、海岸に打ち寄せる波が海岸と島の間で打ち消しあって、波の穏やかなところができる。ここに砂が堆積して砂州が成長して陸続きになるのだ。
このような島を陸繋島という。

江の島の人気はなかなかのもので、若い人たちも大勢訪れていたね。

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2011年12月24日 (土)

稲村ヶ崎の夕日

長谷から江ノ電に乗って、夕日の名所となっている稲村ヶ崎に行った。
武士たちの古都鎌倉は、南を相模湾、東と北と西の三方を山で囲まれた天然の要害だ。
稲村ヶ崎は鎌倉の西縁にあたる。

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荒波が岬の岩礁にあたって、白波が砕けている。
波浪の大きさとタイミングで波の砕け方が変化する。
海のうねりを見ながら大きな飛まつを待つ。
厳密にいえば同じ砕け方は二度とないわけで、眺めていて厭きないね。

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西へ目をやると、江の島と富士山が見える。
稲村ヶ崎は、"神奈川県の景勝50選"にあげられている。

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日の入りまで、まだ30分ほどの間がある。
海面に写った光の筋が美しい。

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12月11日の日没は、こんな感じになる。
広角(28mm)でも、太陽と富士山を収めるのが難しい。
この場所からは江の島がほぼ真西の方向だから、春分と秋分の日には江の島のあたりに沈む太陽を見ることができる。
冬至の日は真西から南へ約30度、夏至の日は北へ約30度、太陽が沈む位置が移動するから、江の島と富士山の間に沈む太陽が見られるのは4月と9月の頃だろうか。

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日没後も、しばらくは西の空が美しい。
茜色にそまった富士山は必見だね。

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稲村ヶ崎といえば、桑田桂祐が初監督した映画"稲村ジェーン"が懐かしい。
稲村ヶ崎を舞台に伝説のビッグウェーブ"ジェーン"をひたすら待つサーファー達の青春ドラマだ。

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その後、桑田桂祐は映画監督から遠ざかっているが、当地のサーファーは健在のようだね。

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2011年12月23日 (金)

金粉昼守宮?

職場の友人がハワイに行ってきた。
12月11日に開催された"JALホノルルマラソン"に出場したそうだ。
レースにエントリーした22,615人のうち、半数以上(12,360人)が日本人ということに驚いた。
日本人に市民ランナーが多いのか、日本の航空会社がスポンサーだからなのかは知らないが、ハワイの観光業界は大喜びだろうね。

私はマラソンに全く縁がないが、ハワイはいつか行ってみたい憧れの場所だ。

今、巷で"ホットスポット"といえば、福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質の影響で、市民生活に不安を与えている局所的に放射線量が高い地域のことだろう。
でも、ハワイ諸島は地球上でも珍しい地学上の"ホットスポット(hotspot)"として有名だ。

ハワイ諸島は海底から突き出した巨大な火山島が連なってできている。
ホットスポットとは、マントルからマグマが上昇して海底火山が生まれる場所のことで、プレート運動に連動せずにほぼ一定の位置にある。
太平洋プレートに乗って古い火山島が北上し、新しい火山島がホットスポット上に誕生する。
だから、島々が行列して連なっているのだ。

深海に囲まれて過去に大陸と陸続きになったことがない、このような島々を"海洋島"という。
海洋島には、海を渡ることができる又は偶然に漂着する生物しか分布することはない、つまり、生物相に著しい偏りがあるのだ。
一般的に、大型の哺乳類は海洋島に分布しない。
面白いのは、数百年前まではハワイ諸島にアリが生息していなかったそうだ。
現在、生息しているハワイのアリは、人や物資の移動に紛れて侵入したのだろうね。

また、海洋島では固有種が多い傾向がある。
隔絶された島では独自の進化を歩む生物が多いのだ。
ガラパゴス諸島や日本の小笠原諸島も同じで、地球上で唯一そこだけに存在する貴重な生態系となっている。

オアフ島ノースショアの中心地ハレイワで、友人がカラフルなヤモリを写真に撮ってきてくれた。
真昼間に葉の上に何頭もいたそうだ。

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調べてみたら、ヒルヤモリ属の"Gold dust day gecko" (Phelsuma laticauda laticauda )という種のようだ。
標準和名は定かでないようで、"gold dust"は金粉・砂金、"day gecko"はヒルヤモリだから、「キンプンヒルヤモリ」といったところだろうか。

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ヤモリといっても、我が家の住人のニホンヤモリ(日本守宮:Gekko japonicus )とは雰囲気がずいぶん違う。

我が家のヤモリ

夜行性のニホンヤモリは地味な褐色で模様などは見当たらない。
昼行性の"Gold dust day gecko"はパッチリした眼が愛らしく、頭部から頚部に至る金粉を散りばめたよう模様と、グリーンと朱の艶やかな体色はなんともいえないね。

昼間から、こうやって植物を訪れる昆虫を待ち伏せしているのだろう。
しかし、派手なルックスをして、こんなに無防備で天敵に襲われないのだろうか?
海洋島では脅威となる天敵が存在しない場合があるけどね。

この種がオアフ島の固有種なのかは知らないが、自分の目で見てみたいな。

もう一枚は浜辺のウミガメだ。
ノースショアの浜辺は"100%ウミガメを見ることができる"ので、観光客に人気があるそうだ。

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世界に分布しているウミガメは、全種がIUCN(国際自然保護連合)のレッドリスト(絶滅のおそれがある野生生物(動植物)のリスト)に掲載されている。
これからの観光地は、集客と保護活動のバランスをとるのが難しいだろうね。

ハワイ諸島では、ゆっくりと流れる溶岩を観察することができるハワイ島のキラウエア火山も訪れたい場所だね。
いつになるかは分からないけど、ゆっくりとハワイの自然を眺めて周りたい。

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2011年12月22日 (木)

美男でおわす

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かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は
美男におはす 夏木立かな

与謝野 晶子

明治37年(1904年)に鎌倉を訪れた与謝野晶子は、長谷の大仏を見てこう詠んだ。
処女歌集"みだれ髪"を刊行した数年後だから、"女流"浪漫派歌人としての地位を確立した頃だろう。
当時は、女性が情熱を大胆に表現することに反感もあったようだが、この歌もいかにも与謝野晶子らしいね。

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この角度で見上げると、長谷の大仏はスマートな鼻筋をしている。
流行の"イケメン"という感じではないが、与謝野晶子が心惹かれたのも分かるような気がする。
良いお顔をされているね。

長谷の大仏が造られたのは13世紀中頃らしいが、詳細な年代には諸説ある。
これだけ大きな御仏なのに、造立の記録が残っていないのは不思議だが、何回か造り直されたことも、その理由らしい。

元々は、長谷の大仏は大仏殿に安置されていたことが確認されている。
1369年に大仏殿が倒壊してから、再建されることはなかったようだ。
640年以上も風雨に晒されたのはお気の毒だが、露座の大仏様は長谷になくてはならない存在だね。

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陽のあたり具合で、異なった表情を見せてくれる。

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長谷大仏の前に"鎌倉みやげ"の店がある。
レトロな看板が海外旅行者を強く意識しているようで、可笑しくなった。

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2011年12月21日 (水)

鎌倉の紅葉(その4)

一時間ほどかけて、円覚寺を巡った。
再び"三門"に戻ると、イチョウの大木に陽があたって輝いている。
紅葉(黄葉)は陽のあたり方によって、全く色あいが違って見える。
同じ場所でも、時間が経つと雰囲気が一変するね。

Pc111138

最後は紅葉越しの三門で締めくくりだ。
もう少しゆっくりと歩いたほうが良かったけど、次の目的地に向かった。

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(撮影日は2011年12月11日)

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2011年12月20日 (火)

鎌倉の紅葉(その3)

せっかく寺院に紅葉を見に来ているのだから、建物を写し込もうとするのだが、なかなかうまい構図が決まらない。

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円覚寺の"大方丈"は本来は住職の居間であったが、今は法要の他、坐禅会や説教会に使われている。
その庭園は、池と苔と敷石で落ち着いた雰囲気に表現されている。

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スギゴケをアップで写してみるとこんな具合だ。
うまく生育させるには手間がかかっているのだろうね。

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大方丈の"百観音"に木洩れ日が差している。
表情のひとつひとつが個性的で、眺めて巡るのが楽しい。

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大方丈の庫裏の屋根は趣がある。
明かり採りか通風の機能があるのだろうか、屋根の組み合わせがよい。

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大方丈入口の門は、彫刻が見事だ。

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暖かい日で、ネコも日向で寛いでいたね。

(撮影日は2011年12月11日)

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2011年12月19日 (月)

鎌倉の紅葉(その2)

鎌倉の紅葉は、毎年12月初旬が見頃になる。
北鎌倉の円覚寺は紅葉が美しい寺としても人気だ。

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選仏場の茅葺き屋根に紅葉はよく似合う。
今年の鮮やかさは今ひとつかもしれないが、秋の日本の原風景を感じるね。

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紅葉した枝を求めて、境内を歩いた。
所々に見ごろを迎えたモミジがある。

Pc111012

よく晴れた日だったので、紅が青空に映える。

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やはり、下から見上げる格好で少し逆光で撮影すると、葉が美しく輝くようだね。

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(撮影日は2011年12月11日)

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2011年12月18日 (日)

鎌倉の紅葉(その1)

Pc110959

臨済宗圓覚寺派本山の円覚寺は、JR横須賀線の北鎌倉駅改札口を出てすぐの所にある。
すぐ近くというか、実は駅は円覚寺のかつての境内地内にあるのだ。
1889年(明治22年)に横須賀線が開通した時に境内に線路が通されてしまった。
つまり参道を線路が横切っているのだ。
ずいぶん無茶をしたなぁと思うが、土地がなかったのだろう。
当時の横須賀線は軍事上の重要路線だったしね。

鎌倉五山第二位の円覚寺は、元寇の戦死者の菩提を弔うために、執権北条時宗が1282年に創建した。

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境内は静寂な雰囲気(参拝客は多いけどね)に包まれている。

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(撮影日は2011年12月11日)

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2011年12月16日 (金)

スカイツリー

上野公園からも建物越しだけど、東京スカイツリーが良く見える。

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2011年12月15日 (木)

東京国立博物館

上野公園にある東京国立博物館は、明治5年(1872年)に創設された、日本で最古の博物館だ。

伝統ある博物館だけに、建物はどれも重厚で風格がある。

Img_8227

正門から敷地を除くと、木立の間から表慶館のドームが覗いている。
色づいた木々とよく調和して美しい。

表慶館は、大正天皇の成婚を祝う目的で、明治42年(1909年)に建築されたそうだ。

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表慶館正面入口の左右にはライオンの像が据えられて、荘厳な雰囲気をかもし出しているね。

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2011年12月14日 (水)

生きた化石

晴天の先週末、上野公園を散歩した。
イチョウ(銀杏:Ginkgo biloba )の黄葉は、青空によく映えるね。
45年前に東京都の木に選定されたイチョウが元々多かったのか、都の木だから植栽されたのかは知らないが、都内を歩いていると立派な樹を目にすることが多い。

街路樹としてもポピュラーなイチョウだから、○○並木といったらイチョウを思い浮かべる人が多いのではないか。
日本に限らず、ヨーロッパ、北米、オーストラリアなどでも植栽されているので、それこそ広く世界に分布する珍しくもない樹だね。

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しかし、イチョウは裸子植物門イチョウ綱(Ginkgoaceae )で現生する唯一の種で、大雑把にいえば他に近縁がない孤独な種だ。
故に植物界の"生きた化石"のひとつに挙げられることが多い。

イチョウ類は、古生代後期(約3億年前)に出現して、中生代に多くの種に分化し、世界中に広まったことが発掘された化石から判明している。
約6500万年前には生息域が北半球に狭まり、ヨーロッパでは約1000万年前、北米や日本では200~100万年前に絶滅してしまったようだ。

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その後、細々と中国大陸の一部地域で生き残ったイチョウが、人の手で海を越えて広まっていく。
中国大陸から日本に移入した時期は不明だが、仏教伝来とほぼ同じ頃、もっと後の室町時代など諸説あるようだね。
ちなみに、万葉集にイチョウは詠まれていないそうだ。

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それにしても、こんなに丈夫で繁殖力がある樹が絶滅寸前に追い込まれたのは不思議だね。
ありふれた街路樹でも、数奇な運命を知ると見る目が変わってくるから面白い。

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2011年12月13日 (火)

三溪園の花と鳥

三溪園の大池には、キンクロハジロ(金黒羽白:Aythya fuligula )がたくさん飛来していた。
キンクロハジロは、シベリアなどユーラシア大陸北部で繁殖して、冬になると日本に飛来して越冬する。
日本で冬を過ごすから"冬鳥"だね。

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数は少ないけど、カルガモが集団に紛れ込んでいる。
集団といっても、ここは来園者が餌を与える場所で、餌を目当に鳥たちが集まっているのだ。

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園内のあちらこちらに、サザンカ(山茶花)が咲いていた。
花の少ない時期だから、サザンカの赤は特に艶やかに見えるね。

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名前は分からないが、桜の一種が小振りな花を咲かせていた。

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見ているとなんとなく暖かい気持ちになるのは、桜ならではだね。

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2011年12月12日 (月)

三溪園の紅葉

横浜の三溪園では、11月26日から12月11日までの間、"紅葉の古建築公開"を実施していた。
紅葉と古建築は見事にマッチする・・・はずだったけど。

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カエデ科は紅葉する代表的な樹木だ。
カエデが美しく紅葉する条件は、朝晩の気温の低下と、晴天が続くことだ。
今年の秋は暖かい日が続いたので、紅葉の時期が遅く、発色も良くない。

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赤くならないまま、褐色になってしまった葉が目立つ。

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訪れた日は、"聴秋閣"(重要文化財)が工事中でシートが被されていた。
この建物は、江戸時代、京都二条城内に建築されたそうで、徳川家光、春日局にゆかりがあると伝承されている。
私が三溪園の中で一番好きな建物なので残念だったね。

仕方がないので、以前に撮影した写真を探した。

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(撮影日:2007年12月9日)

聴秋閣の名のとおり、秋の紅葉によくマッチする。
三溪園に移築された建物は、地形や景観を考慮して配置が決められていることがよく分かるね。
ただ、この建物は谷のような所にあるので、湿気や落ち葉から受けるダメージが大きいだろう。
維持管理も大変だね。

Pc093975
(撮影日:2007年12月9日)

今年の紅葉は、美しさでは今一つだった。
まぁ、こんな年もあるから、美しい紅葉に感動することができるのだろうね。

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2011年12月11日 (日)

ノーベル賞

12月10日はアルフレッド・ノーベルの命日で、毎年、この日にノーベル賞の授賞式が行われることになっている。
今年も、平和賞を除く5部門はストックホルム(スウェーデン)のコンサートホール、平和賞はオスロ(ノルウェー)の市庁舎で行われた。
今年は日本人の受賞者がいなかったのが残念だったね。

国立科学博物館で、"ノーベル賞110周年記念展"が開催されている。
あまり時間の余裕がなかったのでゆっくり展示を見ることができなかったが、発明家であり、実業家でもあったノーベルの人物像や日本人ノーベル賞受賞者の功績が展示されていた。

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会場には本物のノーベル賞メダルが展示されていた。
手にとって記念撮影することもできる。
直径は5cmくらいだろうか。重量感があったね。

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表面はノーベルの肖像だが、裏面は部門によってデザインが異なる。

Img_8202r_2

物理学賞、化学賞は、"自然の女神"のベールを"科学の女神"がそっと外して横顔を覗いているデザインとのこと。
"自然を垣間見る"か、なるほどねぇ。
一番下に受賞者の名が刻まれるそうだ。

ノーベルの遺言書は世界で最も有名だろうね。

換金可能な私の全財産は、次の方法で処理されなくてはならない。
私の遺言執行者が安全な有価証券に投資し継続される基金を設立し、その毎年の利子について、その前年に人類のために最大の貢献をした人々に配分されるものとする。
賞を与えるにあたっては、候補者の国籍は一切考慮されてはならず、スカンジナビア人であろうとなかろうと、もっともふさわしい人物が受賞しなくてはならないというのが、私の特に明示する希望である。

毎年、ノーベルの遺言執行者達は、さぞかし頭を悩ませていることだろう。

最近は偶数年に日本人が受賞している(2008年に4人、2010年には2人)。
来年は、ぜひ日本人に受賞してほしいね。

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2011年12月10日 (土)

三溪園

三溪園は、明治末から大正時代にかけて製糸・生糸貿易で財をなした横浜の実業家 原 三溪(本名 富太郎)が造った広大な日本庭園(国指定名勝)だ。
京都、和歌山、鎌倉などから集められた17棟の歴史的建造物が移築されているのが三溪園の特色になっている。

小高い丘の上に建っている"旧燈明寺三重塔"(重要文化財)は室町時代に建築されたもので、京都府木津川市から移築された。

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三重塔は三溪園のシンボル的存在だ。
見るポイントによって、少し異なった趣になるね。

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原三溪が私邸として建てた"鶴翔閣"は、多くの文化人、政財界人が出入りした場所としても知られている。
園内にある文化財は、茶会、句会などの文化的催事、撮影などに貸出している。
鶴翔閣は、文化的催事以外にも結婚式、会食、懇親会などに利用できるので、この日も結婚式が行われていた。

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"臨春閣"(重要文化財)は紀州徳川家藩祖の頼宣が和歌山に立てた別荘を移築したものだ。

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前面の池、背景の山と見事にマッチしているね。
数奇屋風書院造りは質素だけど上品で美しい。

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"横笛庵"は奈良の法華寺から移築されたといわれているが詳細は不明とのこと。
田舎の民家といった趣だね。

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2011年12月 9日 (金)

駅名の門ふたつ

JR浜松町駅のすぐ近くに地下鉄駅の入口がある。
都営大江戸線の"大門"駅が開業した時に造られたのだろう。

都内を縦横に走る地下鉄路線を熟知していると、都内の移動はとても便利だろうね。
方向音痴の私にはとても無理だけど。
別の路線に乗り換えをする時、案内表示どおりに進もうとするのだが、まるで迷路だね。
目的路線が別の駅名になることが多いのも混乱する原因だ。
都内の地下鉄をマスターしてる人を尊敬してしまう。

大門とは増上寺の総門・表門で、芝大門という地名の由来になっている。
現在のコンクリート製の門は、1937年(昭和12年)に建てられた。
芝大門の交差点に位置する通行量の多い車道を跨いでいるから、とても大きな門だ。

Img_8121_2

1598年に増上寺は現在の位置に移された。
江戸の鬼門である上野に寛永寺、裏鬼門にあたる芝に増上寺を配したのは、徳川家康だ。
徳川将軍家の菩提寺になり、増上寺は大きく発展する。
かつては、現在の芝公園、東京タワー、東京プリンスホテルは増上寺の境内地だった。

この寺はこの土地に400年以上も存在している。
まさに門前町で、この地の地下鉄駅名は"大門"しかあり得なかったのかもしれないね。

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東京プリンスホテルの最寄り駅は、都営三田線の”御成門”駅だ。
御成門は増上寺の裏門として造られたが、徳川将軍が参詣するときにもっぱら用いられたので、その名がある。
現在は東京プリンスホテル駐車場の一角に保存されているが、状態は芳しくない。
実は、先日までこの門の存在を知らなかった。
関東大震災、東京大空襲でも難を逃れたそうだが、文化財としてもう少し大切にする必要があると思う。

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2011年12月 8日 (木)

曲がってる

ふと、東京タワーに行ってみようと思った。
別に目的があるわけではない。

浜松町の駅からタワーの上方部が見えた。
世界貿易センタービルを見上げていたら、東京タワーも下から見上げてみたくなったのだ。

来年の5月に東京スカイツリーが開業する。
53年前に開業した東京タワーは、あと数年で電波塔としての役割を終えるのだ。
当面、解体されることはないだろうが、現役生活は残り僅かで定年退職間近といったところか。

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増上寺まで歩いてくると、前方に東京タワーが大きく見えてくる。
久しぶりに展望台に登ってみようと思ったが、特別展望台の待ち時間は40分とのこと。
本業の定年は間近だが、展望台の営業はこれからも続くのだろう。
また次の機会にしよう。

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真下から見上げると、圧倒的な存在感だね。
東京スカイツリーの"反り"と"うねり"も良いが、東京タワーの古典的なトラス構造も美しい。

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おやおや、塔先端のアンテナ類が曲がったままだ。
3月11日の東日本大震災の大きな揺れで、東京タワー先端のアンテナ、避雷針を設置している部分が曲がってしまった。
超高層建築物に与える長周期振動の影響は恐ろしいね。

タワー先端部の点検作業をニュース映像で見たが、その後に補修されたものと思っていた。
しばらくは補修しないで、このまま様子を見るということだろうか。

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2011年12月 7日 (水)

かつての日本一

浜松町駅のすぐ側には"世界貿易センタービルディング"が建っている。
高さ152メートル、地上40階は、僅か1年数か月だが、日本で一番高いビルだった。

私が小学校に入学した1970年(昭和45年)に、このビルは竣工した。
この年は大阪で"万国博覧会"が開催された年でもある。
子どもながらに、いや子どもだから、発展する日本にワクワクして、未来を思い描いたものだ。

霞ヶ関ビルと世界貿易センタービルは、日本の超高層ビルの先駆けだった。この後に、新宿副都心に超高層ビルが林立していく。

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現在、日本で一番高いビルは"横浜ランドマークタワー"だ。
竣工した1993年(平成5年)は、バブル経済がはじけて景気が悪化する一途だった。
高さ296.33m、地上70階のランドマークタワーが20年近くも日本一の地位を保っていられるのも、超高層ビルの建築計画が経済的な理由で凍結、見直しされているからだろうね。

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40年前の小学生は超高層ビルを見上げて未来に思いを馳せた。
今の小学生はランドマークタワーを見て何を思うのだろうか。

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2011年12月 6日 (火)

からだのかたち(翅)

チョウの翅は種類によって形、模様、色が様々だ。
宝石のように美しい色彩と紋様をもつ種や、地味で環境に埋没している種もある。
何故こんなに多様なんだろうね。
考えても答えなどないが、いつも不思議に思う。

P9046607

チョウの羽は、種を認識(自己と同種か否か)するためにあるという。
つまり、オスは翅の模様と色で判断して、同種の雌に求愛行動をする。
でも、それだけの理由で、翅の色、形がこんなに多様化するものだろうか。

チョウの翅の模様や色は、表面に並んでいる"鱗粉"で形成されている。
肉眼ではよくわからないけど、顕微鏡で観察するとその美しさと緻密な構造に圧倒される(持っているのはNikonの実体顕微鏡"ファーブル"だけど、チョウの鱗粉ならこれで十分観察できる)。

P9046607r_2

顕微鏡で見るチョウの翅の表面はカラフルな屋根瓦が並んでいるようだ。
この様々な色の"屋根瓦"が鱗粉だ。
印刷物を拡大して見ると小さな点々で表現されているのが分かる。
これと同じように、チョウの翅の模様は様々な色をした鱗粉の配置によって決定される。
点描画みたいなものだね。

チョウを素手で捕まえると、指に鱗粉が付着する。
鱗粉は剥がれ落ちる構造で、ヒトの毛髪のように再生することはない。
羽化した直後から鱗粉の剥落は始まるから、越冬後のチョウの翅はボロボロになっている。
羽化直後の美しい翅も良いが、早春にボロボロ翅のチョウを見ると"よく頑張ったなあ"と感情移入してしまうね。

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2011年12月 5日 (月)

からだのかたち(眼と口)

羽化したクロアゲハ(黒揚羽:Papilio protenor )をクローズアップで撮った。

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クロアゲハは、15,000個以上の個眼が集合した複眼を一対もっている。
"目はふたつ"ではないのだ。

私たち"ヒト"の眼は1枚の"レンズ(水晶体)"と、その奥にある多数の光受容体細胞が並んだ"網膜"からできている。
これはカメラの構造に似ているのでカメラ眼又はレンズ眼と呼ばれる。

昆虫の"複眼"は、六角形をした多数の個眼がびっしりと隙間なく並んだもので、各個眼は小さな"レンズ"とその奥の"視細胞"などからできている。
ひとつひとつの個眼は筒状で小さな望遠鏡みたいな構造をしている。

ヒトと昆虫の眼は全く構造が違うけど、どちらが優秀というものではなく、どちらの眼もその生態に適応した能力を有している。
アゲハチョウには世界がどのように見えているのだろうか。
アゲハチョウになってみなければ絶対に解らないけど、"チョウの世界"を体験してみたいね。

P9046591r_3

花を訪れたチョウは、"口吻"をストロー状に細長く伸ばして蜜を吸う。
チョウの種類によって口吻の長さが異なるが、この長さで吸蜜できる花が決まる。
つまり、口吻が短いチョウは花弁の奥深くに蜜腺がある花の吸蜜ができないのだ。

長い口吻も、普段は写真のとおり、ホースリールのように収納されている。
よくできているものだ。

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2011年12月 4日 (日)

浜離宮庭園の動物

浜離宮庭園の"松の御茶屋"には一匹のネコがいた。
来園者にいろいろ餌をもらっているのだろう、太っていて健康そうだ。
寒い冬は御茶屋の床下で過ごすのだろうか。
自ら餌を穫れない動物には厳しい季節になる。

Img_8082

"潮入りの池"には、水鳥が集まっていた。

一羽のコサギ(小鷺:Egretta garzetta )が、島の縁を歩いている。
コサギは体長が60cmくらいの小型のいわゆる"白鷺"で、足の指が黄色いことが特徴だ。

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水際をキョロキョロとして餌を探しているようだ。
ゆったりとしているが動きに無駄がない。
時々嘴を水中に差し込んで何かを捕まえている。

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岸辺の浅瀬に集まっている小魚を捕らえているようだね。
数分おきに上手に捕まえていたから餌となる魚が豊富なのだろう。
かなりの大食漢だ。

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池の畔で身じろぎもせずに前方を見つめているのはアオサギ(蒼鷺:Ardea cinerea )だ。
アオサギは体長が90cm位ある大型のサギ類だ。
長い首をしているけど、首をすぼめているのでずんぐりして見える。

Img_8091_2

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静かな水面を前に何を考えているのだろう。
まるで哲人のようではないか。

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2011年12月 3日 (土)

スマートフォン

ブログネタ: スケジュール管理は何でしてる?参加数

スケジュール管理にシステム手帳を使ったことがない。
自分で書いた文字が読めないほどの悪筆というのがその理由だ。
若い頃は何とかなったけど、最近は記憶力がめっきり衰えたので記録しておかないと困る。

現在は、docomoのスマートフォン(アンドロイド)を使っている。

スケジューラは"ジョルテ"だ。
操作が簡単だし、Googleのカレンダーと同期するのでPCでも共有することができるので便利だね。

日々の出来事や仕事の資料は"Evernote"に保存している。
これがあれば電車の中でも仕事の資料を確認することができる。

余談だが、自宅PCで書いたブログを通勤途中にスマートフォンで校正するのにも重宝している。

でも、難点もある。
視力が衰えてきたので、スマートフォンの小さな画面が辛いときがあるね。
また、タッチパネルの文字入力がどうも苦手だ。
私の指が太いのだろうか、フリックミスが多い。
やはりインターフェイスは慣れ親しんだキーボードが良いね。

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2011年12月 2日 (金)

潮入の池

江戸時代、各藩の大名は江戸や領地に競って庭園を築造した。
もちろん、浜御殿(浜離宮)も代表的な大名庭園だ。
浜御殿の主は徳川将軍だから大名ではないけどね。

浜御殿は、大名庭園の代表的な様式である"池泉(ちせん)回遊式庭園"だ。
大池を中心に園路が周囲を巡り、築山、小島、橋などが築かれている。

"潮入りの池"は、海水を引き入れ、潮の干満によって池の趣を変えている。
都内にある江戸の庭園では唯一現存する海水の池だ。

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中島には昭和58年に再建された"中島の御茶屋"がある。
ここでは、抹茶・和菓子セット(500円)で一服しながら庭園を眺めることができる。
かつては徳川将軍、御台所、公家達もここで一休みしたのだろうね。

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潮入りの池のほとりに建っている"松の御茶屋"の壁や柱は真新しい。
案内板を読むと、昨年、再建されたばかりだ。

これらの建物の再建にあたっては、歴史資料に基づいて可能な限り忠実に復元しているそうだ。

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池のほとりの築山や水路も美しい。

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回遊式庭園は各地の名勝地をモチーフとした景観を演出している。
休憩所としての茶屋や東屋と庭園の景観を要所ごとにまとめて、順路に沿って散策するようにできているそうだ。
ストーリーがある散歩なんだね。

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2011年12月 1日 (木)

森と水と街

初めて浜離宮恩賜庭園に行った。
以前から立ち寄ろうと思っていたけれど機会がなかったのだ。
"いつでも行ける"と思っているのが、ダメなのかもしれないね。

浜離宮は、甲府宰相 松平綱重が海を埋め立てて甲府浜屋敷と呼ばれる別邸を建てたのに始まり、六代将軍家宣の時代に徳川将軍家の別邸"浜御殿"と呼ばれるようになったそうだ。

明治維新後は皇室の離宮"浜離宮"となり、外国人の接待に使われた。
戦後、東京都に下賜され都市公園として公開されて現在に至っている。

それにしても、汐留地区の再開発は、地域の景観を一変させたね。
浜離宮のすぐ側に高層ビルが立ち並んでいる。
一昔前は、殺風景な操車場跡地だったのに。

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浜離宮庭園の植栽はタブやシイなどの照葉樹、ウメ、カエデ、イロハモミジ、クロマツなど種類が豊富だ。
お花畑やボタン園も整備されているので、四季を通じて楽しめそうだ。

Img_8037

森と水と近代的な街、不思議な空間だね。

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徳川将軍が眺めた池の向こうには、何があったのだろうか。

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