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2011年10月の記事

2011年10月31日 (月)

ブータンシボリアゲハ

NHKスペシャル"秘境ブータン 幻のチョウを追う"を見た。

ブータンシボリアゲハ(Bhutanitis ludlowi ) は、世界中の研究家や愛好家が追い求める幻の蝶だ。
"ヒマラヤの貴婦人"の異名を持つ。

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生息地はヒマラヤ山脈を頂くブータン王国の最奥地の渓谷だ。
78年前にイギリスの探検家によって採取された5体の標本が、大英自然史博物館に収蔵されている。
この標本だけがブータンシボリアゲハの存在を証明していたのだ。

現地は中国、インドの国境に近く、軍事機密上の理由で外国人の立入が禁じられていたそうだ。
これが、ブータンシボリアゲハが幻のチョウである要因のひとつだろう。
今年の8月、日本の調査隊がブータン政府の許可を得て現地調査を実施した。

調査隊のメンバーは日本蝶類学会などの研究者だ。
高齢の人もいるが、長くて重い捕虫網を振り、高い木に登る。
ブータンシボリアゲハに対する情熱がすごいね。

ブータンシボリアゲハは大型のアゲハチョウだ。当地で最大のモンキアゲハ(紋黄揚羽:Papilio helenus )くらいの大きさはあるだろうか。
後翅に3本の尾状突起と大きな赤い紋があり、前翅には特徴的な黄白色のストライプが幾筋も走っている。美しい蝶だね。

調査隊は、交尾そして雌がウマノスズクサの葉に産卵する場面を観察することができた。テレビカメラで撮影されたのは史上初だろうね。

意外だったのが、ブータンシボリアゲハが生息するのは照葉樹の原生林ではなく人里近くの人為的な二次林だったことだ。
現地の人々は森を大切に利用しているようで、このことがブータンシボリアゲハを一員とするこの地域の生態系を保全していたようだね。

生息地の周辺が開発されれば、あっという間にこの環境は改変されてしまい、ブータンシボリアゲハが生き残るのは難しいのではないだろうか。
ブータンという国だからこそ、この蝶が生存しているように思えるが、この国でも観光の振興、農業構造の変革などが進められている。
ブータンシボリアゲハにはどんな未来があるのだろうか。

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2011年10月30日 (日)

ホバリングの名手(ホシホウジャク)

ホシホウジャク(星蜂雀:Macroglossum pyrrhosticta )は、初夏から秋まで成虫を見ることができるスズメガのファミリーだ。
地味な茶色の体色をしているが、後翅がオレンジ色で飛んでいるときはよく目立つ。

スズメガファミリーの成虫は一般的に大型で、4枚の翅が三角形になっている。まるで戦闘機のようだ。
ルックスだけでなく、その飛行能力は高い。種によっては時速50kmを超える高速飛行をするそうだ。

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ホシホウジャクは、ホバリングの名手でもある。
蜜を求めて、花から花へと忙しなく飛び回る。花に止まるのではなく、空中に静止した状態で長い口吻を花に差し込むのだ。この様は南米に生息するハチドリという鳥にとてもよく似ている。

飛行する姿かたちはスズメバチなどの蜂に似ていなくもない。
ホウジャク(蜂雀)とは不思議な名だが、どうやらこれが由来らしいね。

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ホシホウジャクは庭やプランターに植えられたラベンダー、コスモスなどの園芸種にも訪花するから、住宅地でもよく見かける。
ただし、写真を撮るのは至難の業だ。
ピタリと空中に静止するので容易に思えるかもしれないが、静止時間はきわめて短く、数秒で次の花へ移動してしまう。
ホウジャクの動きを予測して、次に向かう花で待ち構えていなくてはならない。
だから、たくさん花が咲いている公園の花壇の方が的が絞りにくく、むしろ撮影が難しい。

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2011年10月29日 (土)

もうすぐ冬篭り(コクワガタ)

10月の中旬、真夏のように暑くなった日に近所の緑地を散歩した。
秋だというのに、歩いていると半そでのポロシャツでも汗が出るほど体が熱くなる。

散策路の側に造られた花壇を、コクワガタ(小鍬形 Dorcus rectus )のメスが歩いていた。

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コクワガタは、日本本土に広く分布する。日本では最もよく見られるクワガタムシだろうね。
和名は"小さいクワガタムシ"という意味だろうが、もっと小さなクワガタムシもいる。
クワガタムシの体長は個体差が大きいが、コクワガタは、大型個体で、オスが50mm、メスが30mm位になるので、"中型種"だろうね。
"ナミクワガタ"なんて名でも良かったかもしれない。パッとしないけれど。

コクワガタの成虫が見られるのは、5月から10月初旬頃までだ。
5月とはずいぶん早いように感じるが、夏から秋に孵化したコクワガタの成虫は、そのまま越冬して次の年の春に活動を開始するのだ。

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このメスは見たところ体は傷ついておらず、今年羽化した成虫だと思う。
冬を越すために、まもなく朽木等の中に潜り込むのだろう。
無事に春を迎えることを願う。人に踏まれるなよ。

(撮影日:2011年10月16日)

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2011年10月28日 (金)

ホトトギス

ホトトギスが自宅の庭に咲いている。
別に植えたわけではなく、いつの頃からか自生しているのだ。

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ホトトギスといえば、まず思い浮かべるのは鳥のホトトギスだろう。
この山野草の花びらの斑点模様がホトトギスの腹の模様に似ていることが名の由来らしい。

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散歩をしていると、陽があまり当たらない斜面などに生えているのを見かける。
直射日光に弱いのだろうか、自宅の庭でも薄暗いフェンス際に咲いている。

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斜面では茎を蔓のように斜面に沿って伸ばしているのに、自宅の庭では茎を真っすぐ上方に伸ばしている。
種類が異なるのだろうか。

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2011年10月27日 (木)

マンボウビロウドコガネ

どくとるマンボウ昆虫記

作家の北杜夫さんが亡くなった。

中学、高校の頃、北さんのエッセイを夢中になって読んだ。
ユーモアの中にペーソスが漂う文章が好きで、エッセイの"マンボウ"シリーズは全部持っていた。

初期の小説「幽霊」「渓間にて」はもの哀しく、北さんの生い立ちを知った後は、さらに思春期の私を惹きつけた。

今年の9月に、長野県の昆虫収集家がコガネムシの新種を、"マンボウビロウドコガネ"(maladera (eumalagedera ) kitamorioi )と命名して話題になった。
昆虫少年でコガネムシの愛好家だった北さんは、さぞや喜んだことだろう。
北杜夫は昆虫の名としても世に残る。

御冥福をお祈りします。

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2011年10月26日 (水)

秋桜

秋も深まり、コスモスの花の季節もそろそろ終わりが近い。

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こちらは百日草だ。名前のとおり花期が長いね。

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余談だけど、京浜急行のいくつかの駅は、それぞれの駅に因んだ列車近接メロディーを流している。
京急久里浜駅は山口百恵の”秋桜”だ。
山口百恵が横須賀出身ということもあるが、”くりはま花の国”のコスモス畑のイメージだろうね。
更に余談だが、浦賀駅のメロディーは”ゴジラのテーマ”だ。
ピンと来る人は怪獣ファンだろうね。

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2011年10月25日 (火)

試験勉強

ブログネタ: テスト前の勉強、徹夜でやってた?参加数

自慢できることではないし、子どもにはあまり知られたくないのだが、学生の頃、ほとんど勉強はしなかった。

当然、試験前は一夜漬けの連続だったね。
毎夜、下宿には成績の芳しくない友人が集まって、過去問などの試験情報を交換し、問題の山を掛けた。

徹夜になることもあったが、大抵は明け方近くまで暗記をして、"もういいか"と思ったら仮眠した。

一回、大失敗をしたことがある。
分析化学の試験前に一夜漬けをして、"まあ合格点はとれるかな"と勝手に思い込んで横になったら、そのまま寝過して受験できなかったのだ。
流石に慌てたけど、追試験でなんとか単位を取ることができた。

学生時代の試験はかなりのトラウマになったようで、卒業後10年以上の間、試験の夢を見た。
なぜか夢に出てくるのは、いつも"物理化学"の試験だった。
元々、物理は苦手で、教科書に書いてあることの意味もよくわからないまま、公式を丸暗記した。

まあ、人間は追い込まれると何とかなるものだなぁと思う。
この歳になると、暗記力の低下に愕然とすることがあるけどね。

Photo

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2011年10月24日 (月)

横浜を望む

天気の良い日には、久里浜の高台から横浜を望むことができる。

直線距離で25Km程だろうか。
ランドマークタワーがそびえるみなとみらい地区を見つけるのは容易だ。

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横須賀新港に行けば、みなとみらい地区はより近く感じる。
晴れて空気が澄んでいれば、高層ビルが鮮明に見えるね。

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久里浜の高台に戻る。
久里浜のランドマークになっている白い三本の煙突は、東京電力横須賀火力発電所だ。

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老朽化と電力需要の落ち込みで、一昨年の4月から長期計画停止の状態だったが、この夏の電力不足で再稼働された。
電力需給が安定するまでの間、御老体に頑張ってもらわなければならないね。

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東京湾の対岸は房総半島だ。
天気が良い冬の日は、びっくりするくらい近くに感じる。

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2011年10月23日 (日)

Loving now !!(アキアカネ)

日本で普通に見ることができるアキアカネ(秋茜:Sympetrum frequens )は、いわゆる"赤とんぼ"だ。
季節によって、集団で長距離移動することが特徴だ。

6月頃に平地や低山地の水田、沼などで羽化したアキアカネの成虫は、群れになって涼しい高原や山岳地帯に移動する。
暑い下界の夏から逃れる避暑だね。

9月になって涼しくなると、やはり群れになって平地に下ってくる。
この頃には雌雄ともに性成熟して、交尾するようになる。

トンボの交尾は変わっていて、雌雄がリングのように繋がる。
この写真はシオカラトンボの交尾だが、左が雄、右が雌だ。
雄は腹端で雌の首を摑まえている。

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(シオカラトンボの交尾)

ところが、このアキアカネのペアはリング状になっていない。

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右側の雄が、腹端の付属器で雌の首を捕まえている。

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雄は、自らの精子を確実に受精させるために、交尾が終わった後も雌をガードする。
他の雄の交尾を妨げて、自らの子孫を残す戦略だ。

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2011年10月22日 (土)

隠蔽(ヒシバッタ)

ヒシバッタの一種が落ち葉の上でじっとしている。

ヒシバッタ類は公園や住宅地で普通に見ることができる。
自宅の庭にもビョンビョン跳ねていて、珍しくもない昆虫だ。

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神奈川県内には、ハラヒシバッタ、ヒメヒシバッタなどの種類が生息している。
種数は多くないのだが、色彩の変異が大きく区別するのが難しい。珍しくはないが、奥が深い昆虫なのだ。

このヒシバッタは、落ち葉と完全に同化する色彩をしている。
環境中に隠蔽する様が見事だね。

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2011年10月21日 (金)

帰化植物の恩恵

秋になるとセイタカアワダチソウ(背高泡立草)が黄色い花を咲かせる。
セイタカアワダチソウは北アメリカ原産で、切り花用の観賞植物として移入された外来種だ。
和名のとおり、高さが2メートル以上にもなる背高のっぽで、生息する河原や空き地で在来種であるススキなどと競合する。
自宅近くの空き地でもセイタカアワダチソウは優先種で、ススキを圧迫しているようだ。

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花が少なくなる時季に多くの花を咲かせるセイタカアワダチソウは、昆虫たちにとって貴重な蜜資源となっている。

アオハナムグリ(青花潜:Cetonia roelofsi )が一心不乱に花蜜を舐めている。

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もちろん、ニホンミツバチ(日本蜜蜂:Apis cerana japonica Rad )もやって来る。

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厄介者といった印象の"帰化植物"だが、昆虫たちにとっては貴重な資源となっているようだ。

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2011年10月20日 (木)

秋になると、散歩道でキノコを目にすることが増える。

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美味しそうだなぁと思いながら見ているが、採って食べようという気にはならない。
秋はキノコによる食中毒が増える。私の様な素人がキノコの同定をすることは難しいのだ。

毒キノコによる食中毒防止5ヵ条
1 確実に鑑定された食用キノコ以外は絶対に食べない。
2 キノコ採りでは、有毒キノコが混入しないように注意する。
3 「言い伝え」は、信じない。
4 図鑑の写真や絵にあてはめて、勝手に鑑定しない。
5 食用のキノコでも、生の状態で食べたり、一度に大量に食べると食中毒になるものがあるので注意する。

~東京都福祉保健局ホームページより~

食べるだけがキノコの楽しみではない。
菌類(キノコ)の様々な形態や色を眺めるのも、また良い。

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2011年10月19日 (水)

クロスズメバチと水引の花

クロスズメバチ(黒雀蜂:Vespula flaviceps )は、小型で可愛らしいスズメバチだ。

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神奈川県における活動時期は6~11月頃だから、秋が深まる頃まで姿を見かける。
腹の白いストライプがなかなかキュートだね。

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クロスズメバチの成虫は自らの栄養源として花蜜を求める。
ミズヒキの花は小さいので、ひとつの花の蜜量は少ないのだろう。
花から花へとすぐに移動してしまう。
昆虫を撮る時は眼にピントを合わせるのが基本だ。
こちらに顔を向けてくれず、良い写真が撮れないうちに飛び去ってしまった。
しばらく待ったが、再び訪れてはくれなかったね。

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2011年10月18日 (火)

巣材集め

ムモントックリバチ(無紋徳利蜂:Eumenes rubronotatus )の雌は、泥で"とっくり"や"つぼ"の様な形をした巣をつくる。

巣を造る場所は家屋の壁や枯れ草の茎などだから、住宅地でも見かけることがある。

水たまりや池の辺などの湿った砂地に、巣の材料となる泥を集めに来る。

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砂は乾燥してサラサラした状態だ。
どのように砂を集めるのかを観察してみたら、口から水を吐いて砂を湿らせている。
水たまりなど飲んだ水を吐き戻して、砂を泥にしているようだね。

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こちらは池辺に敷かれた砂利だ。粒径の小さな砂を集めている。

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ムモントックリバチが乾いた砂粒を湿らせるので、砂の色が黒くなっている。

なぜ砂を湿らせるのか?
乾いた砂を運搬することは難しいので、ムモントックリバチは大顎と前脚を上手に使って"泥団子"を作るのだ。

"とっくり"や"つぼ"の様な形をした巣を完成すると、雌は内部に卵を産み付ける。
そして、我が子の食糧にするために、チョウやガなどの幼虫を狩って巣の中に運び込む。
母子が対面することはない。誰に教わる訳ではないのに、生命をつなぐ術は受け継がれていく。

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2011年10月17日 (月)

水引の花

自宅近くの緑地にミズヒキ(水引)の花が咲いている。
日当たりのよい林や道端に生育する植物で、虫撮りの散歩をしているとよく目にする。
開花期は8~11月だから、秋の花だね。

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小花が完全に開くと、上半分が赤く、下半分が白い色をしている。
和名の由来は、紅白に見える花を慶事の”水引”に例えているそうだ。

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ミズヒキの花蜜を求めてムモントックリバチ(無紋徳利蜂:Eumenes rubronotatus )がやってきた。
花が小さいので、ひとつの花の蜜量は少ないのだろう。次々と移動して蜜を舐めている。

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トックリバチは非社会性のハチだ。ミツバチやスズメバチのように集団で巣を造らない。
変わった和名は、雌が泥で造る巣の形が”とっくり”状をしていることに由来する。

巣を完成させた雌は内部に卵を産み付ける。
そして、チョウやガの幼虫を狩って巣に運び込み、入口にふたをする。
以後は幼虫の世話をしないので、母子が対面することはない。

巣内で孵化した幼虫は、母親が用意してくれた食糧を食べて成長して、冬を越して翌春に外界へ巣立っていく。

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2011年10月16日 (日)

ブログの更新

ブログネタ: ブログ、どのくらい更新してる?参加数

ブログは今年の4月から始めたから、6カ月が過ぎた。

ブログは、休日に一週間分をまとめて書いている。
スマートフォンを使っているので、通勤電車の中でも書けないことはないのだが、タッチパネルの入力はストレスが貯まってしまう。
写真を選んで、文章を考えるのはやはり自宅のパソコンの前が良い。
公開日時を指定してほぼ毎日の更新を続けているが、主な主題が昆虫の写真なので、昆虫の数が減るこれからの季節は更新の頻度が減るかもしれないなぁ。

昨日も雨降りで写真を撮りに行けなかったしね。

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2011年10月15日 (土)

イチモンジセセリ

この時季は、イチモンジセセリ(一文字挵:Parnara guttata )が多い。
自宅近くの緑地に咲くコスモスや百日草にも沢山のイチモンジセセリが訪れている。

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セセリチョウのファミリーはちょっと変わったチョウだ。
大きな頭、太くて短い胸と腹、小さな翅、短い脚など、ずんぐりむっくりしたプロポーショナルをしている。

羽ばたきは素早く、高速飛行をすることができる。
一般的なチョウの飛行イメージである"ヒラヒラ"とは全く違うのだ。

そのせいだろうか、セセリチョウのファミリーを"チョウ"ではなく、"ガ"と思っている人も多いようだ。
もっとも、分類学上は同じ"目"の昆虫だし、チョウとガに明確な形態的な違いもないけれどね。

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イチモンジセセリの幼虫はイネやススキ等のイネ科やカヤツリグサ科の葉を食べるので、交尾を終えた雌はこれらの食草に卵を産みつける。

成虫は、年に2~4回、5~9月頃に発生して、10月ころまで見ることができる。
実は、秋に羽化した成虫が冬を越すので、一年中どこかに成虫が生息していることになる。
いったいどんな場所で寒い冬を凌いでいるのだろうか。

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2011年10月14日 (金)

襲撃と防御

キイロスズメバチ(黄色雀蜂:Vespa simillima )にとって、飢餓の季節がやってきた。
幼虫を養うためには昆虫を狩らなくてはならないが、その昆虫の数が減少するのだ。

そこで彼女(働きバチ)達が狙うのは、ニホンミツバチ(日本蜜蜂:Apis cerana japonica Rad )の巣だ。

オオスズメバチはミツバチの巣に集団で侵入して、幼虫、蛹を根こそぎ略奪する。
襲撃によって巣が全滅してしまうことも稀ではない。

これに比べて、キイロスズメバチは巣内に侵入することはない。
巣に出入りする働きバチを狙うのだ。ミツバチに隙があると飛びかかって連れ去ってしまう。
略奪というより誘拐だろうか、肉団子にして幼虫に与えることに変わりはないけどね。

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しかし、キイロスズメバチにとって、この狩猟方法はリスクが高い。
誘拐に手間取ると、ニホンミツバチは束になってスズメバチに襲いかかる。
永年の宿敵であるスズメバチを"布団蒸し"にする必殺技をもっているのだ。
養蜂種であるセイヨウミツバチにこんな習性はないので、スズメバチの襲撃には無力だ。
養蜂家の庇護がなければ、過酷な生態系で生き残ることはできない。

相手の手強さを承知しているキイロスズメバチは、不用意に巣に近づくことはしない。
ニホンミツバチの巣の出入口周辺をホバリングしながら、慎重に間合いを測る。

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異常を察知したニホンミツバチのコロニーは、巣の出入口周辺に多数の働きバチが出てきて警戒態勢をとる。
ここで、ニホンミツバチは面白い行動を見せる。
集団で一斉に腹部を持ち上げながら翅を震わせるのだ。

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タイミングが見事にシンクロして、まるで大きな生物個体のようだね。
これで外敵を威嚇しているのだろう。

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2011年10月13日 (木)

Collecting now !!(初秋のキイロスズメバチ)

陽気の良い日中は汗ばむほどだが、初秋の朝晩は肌寒い。
夏に比べれば、昆虫の数が徐々に少なくなってくる。
キイロスズメバチ(黄色雀蜂:Vespa simillima )の働きバチは、巣で待つ幼虫の餌を確保しなければならない。

Collecting now !!(晩夏のキイロスズメバチ)

ツクツクボウシの鳴き声もとうとう聞こえなくなり、林床や路傍にその屍をさらしている。

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目敏いキイロスズメバチがツクツクボウシの死がいを見つけた。

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早速、胸の筋肉を切り取り始める。

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セミの死がいなどにありつけるのは今のうちだ。
間もなくスズメバチの餌が不足する時季を迎える。幼虫を育てることができなければ、そのコロニーは崩壊する運命にある。

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2011年10月12日 (水)

はやぶさ

高校生の長男と中学生の次女を連れて、映画”はやぶさ”を観に行った。

日本の惑星探査計画は苦難の連続だ。
運用中の金星探査機”あかつき”の状況も芳しくない。
NASAと同じことをやっても評価されないし、予算規模で彼我の差は歴然だ。
結果、日本はリスクが高くてNASAが回避するようなミッションを採用する。
成功率が低いのは単に技術力だけの問題ではない。

"はやぶさプロジェクト"もトラブルの連続で、"よく頑張ったけど、もうダメだろうな"と何回思ったことか。
昨年6月、地球に帰還した満身創痍の"はやぶさ"が大気圏に突入するニュース映像を見て、涙が止まらなかった。
多くの人と同じように"はやぶさ"に人格を感じていたのだろうね。

映画は、まるでドキュメンタリーを見ているようで、淡々と"はやぶさ"の7年間を描いている。
過剰な演出をしなくても、"はやぶさ"の物語は人の心を打つのだろう。
変にヒューマンドラマにしていないところが良い。

日本のロケット開発の父と呼ばれる糸川秀夫博士は、ロケット開発試験の相次ぐ失敗を"成果"と呼んでいたそうだ。
研究者やエンジニアは、その道が好きでなければ継続して打ち込むことができない。映画では、そんなことも語らせていたね。

評価を得るために結果や成果を追求しても、思い通りにならないのが、研究・開発だろう。科学技術の進歩は積み重ねなのだ。
研究者やエンジニアを目指す中高生に見せたい映画だと思うね。

今まであまり関心がなかった子ども達だが、大気圏突入シーンでは涙ぐんでいた。
開発・運用に携わった人々と、応援するたくさんの人によって魂が込められた"はやぶさ"の物語を、少しは理解してくれたようで嬉しかった。

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2011年10月11日 (火)

街路樹の実

娘の試合があった体育館の周辺にはハナミズキ(花水木:Benthamidia florida )が街路樹に植えられている。

4月の終わりには白い花を咲かせていた。

街路樹

今は、小さな赤い実がたくさん生っている。

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9月には既に紅葉したようだ。

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樹や枝によってはすべて落葉して、赤い実だけが枝先に残されている。

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2011年10月10日 (月)

勝負は時の運

中学生の次女の剣道の試合を応援に行った。

夏休みの練習はかなりきつかったようだが、その成果が表れているのだろう、娘の剣道は上達しているようだ。
剣道には全くの素人だからよく分からないけどね。

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やはり部活で剣道をしている高校生の長男が、"一本の取り方が綺麗"などと褒めていたから、まあ間違いないだろう。

団体戦で中堅を務めた娘は全勝で、チームも優勝した。
個人戦は惜しくもベスト8で敗退してしまった。

試合の勝敗は本当に紙一重だと思った。一瞬の隙や気持ちの緩みがあると勝つことはできない。
当に"時の運"の様なところがあるね。

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2011年10月 9日 (日)

待ち伏せのプロ

この生物はなんだろうか?

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大顎はクワガタムシみたいだが、甲虫ではない。
これはウスバカゲロウ(薄翅蜉蝣)の幼虫だ。
普段は地中に身を隠し、不運にも近くを通りかかる獲物を待ち伏せている。
人目に付くところを歩きまわったりはしない。

ウスバカゲロウといってもピンと来ないかもしれないが、幼虫の通称"アリジゴク(蟻地獄)"は有名だろう。
アリジゴクは、雨があたらない軒下などのサラサラした砂地にすり鉢状の巣を作り、迷い落ちたアリやダンゴムシなどの小さな節足動物を捕える。

P8026026

すり鉢に落ちたアリは、なかなか這いあがることができない。
アリジゴクは、這いあがろうと必死でもがいているアリに向かって、パッパッと砂をかけるのだ。
砂をかけられたアリは、すり鉢中心の地中で待ち構えるアリジゴクに向かってずるずると落ちていく。
大顎に捉えられたら一巻の終わりだ。
不運なアリにとっては、正に"地獄"だね。

P8026040

これがアリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)だ。
体長は1cmに満たないが、アリからみればかなり大型の天敵だね。

アリジゴクの腹はかなりポッチャリしている。
このように腹を上にすると厭なのだろうか、かなり俊敏にクルッと寝返りを打つ。
アリジゴクには気の毒だったが、面白かったので息子と二人で何回か繰り返して遊んだ。

P8026034

獲物を待ち伏せて捕食することに特化した体なので、歩くことは下手だ。

ウスバカゲロウの幼虫(アリジゴク)は、排泄をしないことが定説だった。
しかし、最近になって飼育した小学生が排泄行為を観察したらしい。
昆虫の生態は分からないことが多いので、熱心に観察すれば小学生でも大発見をする可能性があるね。

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2011年10月 8日 (土)

ウラギンシジミ

ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶:Curetis acuta )は、名前のとおり翅の裏側が銀白色のチョウだ。
翅の表側は雌雄で異なり、茶色地にオスは橙色、メスは白又は淡い水色の模様がある。

P9052324

暖地性で、本州以南に分布しており、幼虫の食草はマメ科のクズ、フジなどだから、住宅地でも普通に見ることができる。
クズは空地や斜面に大量に繁茂しているからね。

ちょっと面白いのは、幼虫は葉ではなく、つぼみや花を食べるのだ。だから、成虫の発生はクズなどの花が咲く夏以降が多い。

P9306499

Pict1290

ウラギンシジミは、めったに翅を広げてとまってくれない。
結果、翅を閉じた写真ばかりになってしまうのが困りものだね。

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2011年10月 7日 (金)

Red~赤が好き

ヒガンバナの花は生殖器としては機能していないが、人の目を楽しませてくれる。

人以外にも、アゲハチョウにはとても好まれているようだ。
ヒガンバナの花を撮った写真には、アゲハチョウが写っていることが多い。

P9092243

アゲハチョウのファミリー以外のチョウやハチは、あまりヒガンバナを訪れないように思う。何故だろう。
魅力を感じないのだろうか?
赤色を認識できないのだろうか?

アゲハチョウが"赤色"を認識できることは間違いないようだ。
実際、ヒガンバナ以外の赤い花にもアゲハチョウはよく訪れている。
でも、ミツバチなどの他の昆虫が"赤色"を認識できないとは限らない。

いずれにしろ、アゲハチョウのファミリーは赤いヒガンバナが大好きなようだ。

P9092202

キアゲハ(黄揚羽:Papilio machaon

P9092221

カラスアゲハ(烏揚羽:Papilio bianor

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2011年10月 6日 (木)

Red~ヒガンバナ

毎年のように思うのだが、"暑さ寒さも彼岸まで"とはよくいったものだ。先週から急に秋らしくなった。

ヒガンバナ(彼岸花:Lycoris radiata )の花期も終わりを迎えている。

P9052337

ヒガンバナはユニークな植物だ。
ちょうど秋の彼岸前に地面から急に茎が伸びて、放射状の赤い花を咲かせる。
花期の直後に細い葉を伸ばすが、この葉は次の春には枯れてしまう。
つまり、花が咲いている時には葉がなく、葉が生えているときは花がない。
繁殖と栄養生産の時期が完全に分離しているのだ。

いや違うか。
よく目にする赤いヒガンバナの花は、生殖器官として機能していない。

中国大陸から伝わった一株のヒガンバナの球根から株が分かれて日本全国に広まったようだ。
つまり、遺伝子的には全く同一のクローンと考えられている。
この赤いヒガンバナは三倍体で、受粉して子孫(種子)を残すことができない。
したがって、花を咲かせることに自らの繁殖上の意味はないのだ。

ヒガンバナの群生地はかなりの人気があるようで、毎年、花の時季に多くの人が訪れている。
こうなればヒガンバナを栽培する観光地が増える。
つまり、ヒガンバナの勢力拡大に人が手を貸している。

種子をつくることができないヒガンバナと人の面白い関係ではないか。

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2011年10月 5日 (水)

南方熊楠(みなかたくまぐす)

御茶ノ水(神田駿河台)に何をしに行ったかというと、明治大学リバティアカデミーの公開講座"南方熊楠シンポジウム"の聴講に出かけたのだ。

Img_7828

"知の巨人"南方熊楠(1867~1941)は、日本が世界に誇る博物学者、植物学者、民俗学者だ。
小さいころから天才的な記憶力で知られ、アメリカ、イギリスで学び、紀州をフィールドにした膨大な研究を遺した。
自然保護運動の先駆者としても知られ、和歌山県の無人島"神島"の保存運動は有名だ。

南方熊楠は、100年前に生物の繋がりの重要性を説き、現在の生物多様性の考え方に通じるエコロジーの思想を展開した。
これに共鳴する文化人は多く、シンポジストも熱心に熊楠論、比較文化論を語っていた。

シンポジウムは1000人以上の参加者があって盛況だった。
熊楠の名前こそ知っているが、何をした人か実はよく分からなかったので、このシンポジウムは私には良い機会だったね。
早速、熊楠の評伝本を一冊購入し、少し勉強してみることにした。

このシンポジウムは、NHK Eテレビで12月17日(土)14時から放映されるそうだ。

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2011年10月 4日 (火)

御茶ノ水

御茶ノ水に行ったのは20年ぶりくらいだろうか。
聖橋から神田川を見下ろすと、堀割沿いを走る中央線は昔のままだ。
右側が豊島区湯島、左側が千代田区神田駿河台だ。

Img_7787

日本正教会の中心的存在であるニコライ堂は、正式名称を"東京復活大聖堂"という。
ここは昔から変わらない神田駿河台のシンボル的な存在になっているね。

Img_7803

日曜日は、カトリックの"ミサ"にあたる"聖体礼儀"が執り行われていた。
多くの信者が訪れていて、不信心者の私が中を覗うのもはばかられる厳粛な雰囲気だったね。

Img_7811

江戸時代、御茶ノ水の一帯は大名屋敷地だった。
現在は、明治大学、東京医科歯科大学、順天堂大学、日本大学などが集まる巨大な学生街だ。
書店、スポーツ店、楽器店が立ち並ぶのは20年前と変わらないが、大学の校舎が高層化されて、雰囲気が一変している。
母校の小さなキャンパスと比べると、明治大学などの超高層ビルには驚かされるね。

Img_7812

巨大な明治大学校舎の間にある坂上には"山の上ホテル"がある。
川端康成、三島由紀夫が定宿としたホテルは昔のままだ。

Img_7823

高層ビルの谷間で、少し窮屈そうだけどね。

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2011年10月 3日 (月)

国宝が見える町

映画”神様のカルテ”を家族で観に行った。
嵐ファンの長女が観に行きたいと言い、珍しいことに次女が原作を読んだと言う。
私は原作を読んでいないが、宮崎あおいは好きだ。
仕事、学校、部活で、休日の予定が合うことは少ないのだが、たまたま予定があいていたので家族全員による映画鑑賞になった。

救急医療、ターミナルケア、地域医療、医師のキャリア形成など、現在の医療現場の課題を提起しながら、主人公の葛藤をよく表現しているなと思った。
もちろん、宮崎あおいの微笑みがとても良かった。

この映画の舞台となった街が、私の好きな長野県松本市だ。
主人公が帰宅する途中の坂から、松本城が見える。

Img_4434

城郭は各地に残されているが、現存する天守は少ない。
その中でも貴重な文化遺産として国宝に指定されているのは、松本城の他、犬山城(愛知県犬山市)、彦根城(滋賀県彦根市)、姫路城(兵庫県姫路市)の四天守だけだ。

地元の人には"烏城"とも呼ばれる松本城は、シックで重厚な雰囲気だ。
松本に限った話ではないが、城下町には独特の雰囲気、"品と格"が感じられるのだ。
ふと見ると城がある町の風景は、そこに住む人々の郷土への思いを醸成させているに違いないと、私は勝手に思っている。
冬は厳しいだろうが、美しい山々に囲まれた松本は更に別格だね。

Img_4431_2

防衛のためだろう、城下町は通りが複雑に入り組んでいて道に迷うことがある。
ふと迷い込んだ路地に古い町並みや建物を見つけた時は、なぜか嬉しくなるね。

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2011年10月 2日 (日)

黄花秋桜

キバナコスモス(Cosmos sulphureus )が咲く季節になった。
といっても、この花はメキシコ原産の園芸種で、花期は花壇の管理者に委ねられているけどね。
オレンジ色の花は秋の青空によく映えるので、最近は各地の公園で栽培されている。

栄養豊富な花粉を大量に作るキバナコスモスはポリネーター(花粉媒介昆虫)に人気があるようで、ハチやハナムグリがたくさん訪れている。

Img_2383

体が重いクマバチがとまると花が大きく傾くので、うまくバランスをとりながら花粉を食べていた。
余談だがこの写真は中学生の次女が撮った。
構図などは私より上手いではないか・・・。
少しへこんだね。

R0011029_2

R0011036_2

こちらのアオハナムグリも一心不乱に花粉を食べている。
オレンジに緑の体色がよく映えて綺麗だ。

クマバチやアオハナムグリの成虫は、5月頃から10月頃まで活動しているので、春から秋まで姿を見ることができる。
まあ、あまり時季感がない昆虫ともいえるので、背景や訪れた花を写し込まないと、いつ撮った写真なのか自分でも分からなくなってしまう。

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2011年10月 1日 (土)

要注意 !!

チャドクガ(茶毒蛾:Euproctis pseudoconspersa )の幼虫は、チャノキ、ツバキ、サザンカなどツバキ科の植物の葉を食害する。
発生する時期は、4、5月頃と9、10月頃の年2回だ。

体長は25mm程度で小さな毛虫だが、数十匹が頭を同じ方向に向けて、並んで葉を食べていることが多いので、よく目立つ。

P9240433

チャドクガの幼虫は食欲旺盛だ。
枝の葉を食べつくすと、集団で次の枝に移動して樹を丸裸にしていく。

P9240459

チャドクガは卵、幼虫、蛹、成虫の全ステージで毒針毛を持つ。
特に幼虫で多く、幼虫1匹が持つ毒針毛は数百万本といわれている。
脱皮殻にも毒針毛が残っているから始末に負えないね。

P9240458r

毒針毛が皮膚に付くと猛烈な痒みが生じて赤く腫れあがる。
患部を掻いたりすれば毒針毛が細分して、患部を広げることになってしまうので厄介だ。

発生時期の庭作業は注意しなくてはいけない。
もし、チャドクガに触れてしまったら、毒針毛を流水でよく洗い流し、皮膚科を受診した方が良いだろうね。
放っておくと、眠れないくらいの疼痛に悩まされることもあるそうだ。

なんて、偉そうに書いているけど、写真は我が家のツバキだ。
うっかりして、チャドクガの発生を見過ごしてしまった。
こうなる前に庭木用殺虫剤を散布して予防しなければならないね。

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