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2011年8月の記事

2011年8月31日 (水)

Loving now !!(志賀高原蓮池)

8月上旬、志賀高原の中心に位置する蓮池のほとりに咲く花に、ヨツスジハナカミキリ(Leptura ochraceofasciata )が集まっていた。

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オスは同種のメスを見つけると、すかさず交尾に挑む。

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メスはオスにお構いなしに、ひたすら花蜜を舐めている。
ハナカミキリ類の交尾は大抵こんな感じだ。

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オスの交尾器がとても長く伸びている。
この種に限らず、カミキリムシの交尾はよく見るが、こんな状態になることは今まで気が付かなかったね。

Eeating now !!(ヨツスジハナカミキリ)

こちらは、北海道から九州まで広く分布するアカハナカミキリ(Aredolpona succedanea )だ。平地の雑木林から高地の針葉樹林まで生息環境も幅広い。

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横須賀でもよく見かけるお馴染みさんだ。
人の手で沖縄に持ち込まれ、けっこう繁殖しているそうで環境に適応する能力が高いようだ。

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カミキリムシの交尾時間は呆れるほど長い。
いつか時間を計測しようと思うのだが、気持ちに余裕がないとイライラしてしまうだろうね。

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2011年8月30日 (火)

Eeating now !!(ホソアシナガバチ)

ムモンホソアシナガバチ(無紋細脚長蜂:Parapolybia indica  )が、ヤブガラシ(藪枯らし:Cayratia japonica )の花を訪れて蜜を舐めている。

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ヤブガラシはとても繁殖力の強い植物だ。抜いても地下に根茎が残っていれば、翌年の春に再び芽を出してくる。
蔓を伸ばして他の植物に覆いかぶさり、陽光を遮って枯らしてしまうのが名の由来だ。

ヤブガラシは6~8月に小さな花を次々と咲かせる。この花は蜜を豊富に産するようで、ハチやチョウがたくさん集まってくる。

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ムモンホソアシナガバチの胸と腹の間(第一腹節)はとても細くなっている。
よくもまあ折れないものだと思うが、究極のくびれウェストだね。

Huntin now !!(ホソアシナガバチ)

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2011年8月29日 (月)

Eeating now !!(池の平湿原)

8月上旬の”池の平湿原”はマイカー規制されていたので、湯の丸高原からシャトルバスに乗った。
池の平湿原は標高2,000mに広がる高層湿原だ。

湿原のバス停に到着したと思ったら、雨が降り始めてしまった。
訪れた8月上旬は、マツムシソウなどが見頃を迎えていたはずだが、湿原巡りは断念してバス停近くの花を訪れている昆虫を探した。

シシウドの花には、アブやカミキリムシが集まっていた。

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マルガタハナカミキリ(Pachytodes cometes ) は、ブナ帯より高地の針葉樹林に普通に生息するそうだ。
暖地の横須賀市では見ることができない。

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ビロードのような鞘翅が上品だね。
花に集まるハナカミキリには珍しく、肩幅(?)が広くてがっしりとした印象だ。

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こちらは、いかにもハナカミキリらしいスマートな体型をしている。種名はわからない。
ハナカミキリのファミリーは、地域集団や個体によって体色が黒く変異する種がある。同定するには標本にして形態を詳しく調べることが必要だが、国立公園内の昆虫採集は禁止されている。
しかたがないね。

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コヒョウモン(小豹紋蝶:Brenthis ino )だと友人に教えてもらったが、ナミヒョウモン(並豹紋蝶:Brenthis daphne )との区別が難しいね。
斑紋の形と重なり具合で判断するようだが、微妙な違いだ。
翅の裏側も撮影しておけば、同定が容易だったかもしれないな。

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2011年8月28日 (日)

Collecting now !!(晩夏のキイロスズメバチ)

盛夏が過ぎて秋の気配が感じられると、セミの声もツクツクボウシやヒグラシが多くなってくる。
一足先に登場したアブラゼミ(油蟬:Graptopsaltria nigrofuscata)は命を全うして、その死がいが路傍に落ちている。

キイロスズメバチ(黄色雀蜂:Vespa simillima xanthoptera )は、主に他の昆虫を狩って幼虫の餌にする。
生きている昆虫以外にも、動物性タンパク質であれば、動物や昆虫の死がい、生ごみなどを利用する。

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道路側に落ちていたアブラゼミの死がいを見つけたキイロスズメバチは、すぐに胸の筋肉を切り取ろうとする。
しかし、他のハチが既に持ち去ったのだろうか、あまり可食部が残っていないようで、僅かな肉片を集めただけで飛び去ってしまった。

このアブラゼミの死がいも、アリをはじめとする昆虫類、動物、微生物などによって解体、分解、消費されて、跡形もなくなっていくだろうね。
物質はめまぐるしく循環し、全体の平衡を保っている。
自然は、利用できる資源を決して無駄にはしないね。

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2011年8月27日 (土)

"梲"が上がってる

うだつ【×梲/×卯建つ】
(1)
建物の妻にある梁(はり)の上に立て、棟木を受ける短い束(つか)。
(2)
民家で、妻の壁面を屋根より高く造った部分。また、建物の外側に張り出して設けた防火用の袖壁(そでかべ)。
(大辞泉より)

地位や生活などがよくならない、パッとしないことを"うだつが上がらない"という。
由来は、うだつを設けるのが裕福な家だから、また、"棟上げをする"から転じて志を得る意となったから、など諸説あるようだ。

長野県東御市の海野宿には、”うだつが上がっている”家並みが保存されている。

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海野宿は寛永2年(1625)に、中山道と北陸道を結ぶ北国街道の宿場町として開設された。
北陸諸大名の参勤交代、佐渡で採掘した金の輸送、善光寺の参拝など、往時の北国街道はとても重要な街道だった。

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旅人たちは、このような旅籠の大部屋に布団を並べて寝たのだろう。
梁が剥き出しで、窓際は頭がぶつかりそうだ。
まあ、平均身長は今よりかなり低いと思うから、困らなかったのかもしれないけどね。

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明治維新で宿場町の役割が終わってから、海野は養蚕の村に移り変わり繁栄したそうだ。

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江戸時代に設けられたのが"本うだつ"だ。防火用の袖壁として延焼を防止することが本来の目的だったのだろうね。

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明治時代に養蚕で繁栄した家は競って"袖うだつ"をあげた。
立派な鯱が据えられており、実用より装飾性を追求したようだ。

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いつまで経ってもうだつが上がらない我が身だが、うだつを見上げて賑わった往時の様に思いを馳せるのは楽しい。

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2011年8月26日 (金)

原風景

姨捨の棚田には、畦の所々に百日草が植えられていた。

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百日草はチョウに好まれる。モンキチョウ(紋黄蝶:Colias erate )が訪花していた。

それこそ都市部から田園まで、どこにでもいるモンキチョウが棚田によく似合っているね。

百日草はメキシコ原産だし、モンキチョウが本邦在来種といえるのかよくわからないが、私が思い浮かべる人里の原風景だ。

街育ちで農作業も知らない私が、田園を原風景にあげるのは不遜かもしれないが、なぜかこんな風景に憧れるし、眺めていると気持ちが和んでくる。

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普段は中望遠マクロレンズを使うことが多い。でも、昆虫と周囲の環境を表現するには広角レンズが必要になる。
レンズを交換すればよいのだが、無精者なので交換レンズを持ち歩くことは少ない。
だから、このような写真を撮るのはもっぱらコンデジになるが、今のコンデジは本当に綺麗に写すことができるので重宝しているね。

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2011年8月25日 (木)

姨捨(おばすて)の里

長野県千曲市には姨捨伝説で知られる”姨捨の里”がある。
美しい棚田、善光寺平を一望する景観で人気があり、多くの人が訪れる。
数多くの棚田に写る”田毎の月”が人々を魅了し、江戸時代から名月の里として知られているそうだ。

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面積にして約25ha、千数百枚の棚田が現存しているそうだ。
これだけの規模の棚田を見るのは初めてだ。青々とした稲が美しい。

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しばらく撮影していると、雷鳴が徐々に大きくなり雨が降り始めてしまった。
雨が降っているのに、傘もささずに棚田を眺めている人達がいる。ずいぶん熱心だなぁと思ったら、何のことはないリアルマネキンの案山子だった。

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棚田の片隅に、奇妙な塚がある。姨捨伝説に関係しているようだが詳しいことはわからなかった。
棚田が本格的に整備されたのは江戸時代以降だが、成立は平安末期から鎌倉・室町時代と推定されているそうだ。
この地には長い歴史がある。

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棚田から見上げると、JR東日本篠ノ井線の姨捨駅が見える。
この駅からの眺望は”日本三大車窓”に数えられるそうで、列車が停車すると乗客がホームに降りて善光寺平を一望する眺めを楽しんでいる。

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2011年8月24日 (水)

Eeating now !!(湯の丸高原)

8月上旬の湯の丸高原では、カミキリムシなどの甲虫類が蜜を求めて花を訪れていた。

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ムネアカクロハナカミキリ(胸赤黒花髪切:Leptura dimorpha )のメスは、ほぼ全身が黒いが胸だけ赤色をしている。まるで、赤いマフラーを巻いているみたいだ。
雌雄で体色が異なり、オスは全身が真っ黒だ。

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ツマグロハナカミキリ(Leptura modicenotata )だと思うがよくわからない。
最近は採集して標本を作ることが少なくなった。
カミキリムシは個体変異が大きい。かなり詳細な図鑑と照合しなければ、写真の形態や体色で種を特定することは難しいね。

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カバイロコメツキと思われるが、これも同定できないなぁ。まいったね。

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さて、ハネカクシの一種だろうが、こちらも種名がわからない。
ハネカクシのファミリーは、前(鞘)翅が著しく短くなっているので腹部が露出している。全く甲虫類らしくないね。
他の昆虫を襲う肉食の種が多いようだが、写真の種は花蜜を舐めていた。

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2011年8月23日 (火)

綺麗なゾウムシ

湯の丸高原でオオアオゾウムシ(大青象虫:Chlorophanus grandis )が、切り株にいるところを見つけた。
横須賀では見かけないゾウムシだ。

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体長が1cm程度の小さな昆虫だが、これでもゾウムシ類の中では大型種なんだよね。

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よく見ると、とても美しい昆虫であることがわかる。体表は鱗のような粉で覆われ、派手ではないがこれがキラキラと輝いている。
腹端がすこし尖っているのも、ゾウムシ類では珍しい。

東南アジアには、宝石のように美しいゾウムシが何種類かいる。

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透明な樹脂に標本を封入したキーホルダーが売られている。私が持っているのは、その名も"ホウセキゾウムシ"だ。

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(国立科学博物館展示)

煌びやかさでは彼らに敵わないかもしれないが、オオアオゾウムシの上品で優しい色合いは好ましい。

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2011年8月22日 (月)

谷川岳登山

8月12日に、群馬県みなかみ町の谷川岳に家族で登ってきた。

朝8時に土合口から始発のロープウェイに乗り、天神平へ向かった。
さすが人気の谷川岳で、7時頃から多くの登山客がロープウェイの運転開始を待っていた。

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ロープウェイから見下ろすと、西黒沢の流れがなかなか見事な滝と淵をつくっている。
徒歩で近くまで行ってみたいけれど、少し時間がかかりそうだね。

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天候は今一つ。天神平の周辺は少し陽が出ていたが、谷川岳山頂はすっぽりと雲に覆われて、望むことはできない。

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谷川岳に登るのはこれが初めてだ。思っていたより険しい登り道が続く。鎖場も何か所かあり、慎重に歩かなければならない。
普段は山歩きをしない妻や子ども達には、少しハードだったかもしれない。

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途中、所々に可憐な花が咲いており、疲れを癒してくれた。

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トマノ耳(1,963m)を経由して、オキノ耳(1,977m)に到着したのは、11時頃になっていた。

頂上はガスに覆われてほとんど視界はなかった。
晴れていたら、さぞ絶景が臨めたろうに残念だね。

歳をとると、登りより下りの方が膝にこたえるね。脚を滑らせないようにゆっくりと下山した。

トレッキングシューズを履いていたが、登山路は石が多く、やはりしっかりとした登山靴の方がよいだろう。
手軽な高山として人気の谷川岳だが、毎年、遭難事故が発生している。

帰路、猿ヶ京三国温泉郷の日帰り温泉に立ち寄って、疲れを癒した。

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新しく清潔な施設で、のんびり湯につかることができた。
施設のすぐ近くが赤谷(あかや)湖で、眺望もなかなか良かったね。

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2011年8月21日 (日)

”ど根性”ユリ

テッポウユリ(鉄砲百合:Lilium longiflorum )が白い花を咲かせている。

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水はけがよい、陽のあたる草原や荒れ地などで生育する多年生のユリだ。
花はそれほど派手ではないが、いかにもユリらしい。
私には花の色彩と大きさが”怖い”ユリがあるが、この花は好ましい。

いつの間にか、自宅前の擁壁はテッポウユリの”群生地”になっている。ここ数年で花数が増えているね。

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こんな具合に、石の隙間にしっかりと根を下ろして、勢力を徐々に拡大している。

アスファルトの隙間から顔を出した”ど根性大根”などが、時々紹介されるが、こちらは”ど根性ユリ”だね。

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風で運ばれ、幸運にも石の隙間に到達した種子が発芽して生長していくのだろう。なんとも逞しい。

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2011年8月20日 (土)

Eeating now !!(マユタテアカネ)

マユタテアカネ(眉立茜:Sympetrum eroticum eroticum )が小さな昆虫を空中で捕えた。
まったく見事な早業だ。

早速、葉の上で食べ始める。

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食べるのがまた速いのだ。速すぎて撮影が間に合わない。
瞬く間に獲物はトンボの口の中に消えていく。獲物がどんな昆虫なのかもわからなかった。

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2011年8月19日 (金)

Loving now !!(ヒョウモンエダシャク)

冬はスキー客で賑わう”湯の丸高原”(長野県東御市)は、レンゲツツジの他、多くの花の名所としても知られている。

花が咲いていれば、花粉や花蜜を求めてチョウ類をはじめとする昆虫が集まってくる。

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レンゲツツジの葉の上で交尾しているのは、ヒョウモンエダシャク(豹紋枝尺:Arichanna gaschkevitchii gaschkevitchii )だ。
右が雄、左が雌。雄の触角は雌に比べて大きく枝分かれしているのがわかる。
白地に黒紋、黄のアクセントがなかなか美しいチョウではないか。

いや、実はヒョウモンエダシャクはガの仲間で、幼虫はいわゆるシャクトリムシ(尺取虫)だ。

一般的に、”ガ”は夜行性、”チョウ”は昼行性と思われているが、例外も多い。両グループを行動や生態で形別することは難しい。
”ガ”の仲間の方が圧倒的に種数は多く、”ガ”のグループのごく一部を人が”チョウ”と呼んでいるに過ぎないのだ。

まあ、人になんと呼ばれようがヒョウモンエダシャクのカップルには関係なく、交尾を終えた雌は、幼虫の食草となるレンゲツツジの葉に卵を産み付け、世代を継いでいく。

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2011年8月18日 (木)

Hunting now !!(オオスズメバチ)

オオスズメバチ(Vespa mandarinia japonica )は、世界でも最大級のスズメバチだ。
とにかく迫力がある。
頭の周りをホバリングされると、羽音は重厚感たっぷりでかなり恐ろしい。思わず身を屈めてしまう。

でも、スズメバチが人を刺すのは、自らを守るとき、巣を守るとき、そして餌場を守るときに限られるので、徒に怖がるべきではないだろうね。

オオスズメバチは他のスズメバチ類と同じく、他の昆虫を狩って幼虫の餌とする。
体が大きいので、獲物も大物を狙う。

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近所の緑地を歩いていたら、アブラゼミが鳴き声をあげながら頭上から落ちてきた。
寿命を迎え、弱って落ちてきたのかと思ったら、樹上でオオスズメバチに襲撃されたのだ。

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巨大で丈夫な大顎で噛みつく。暴れていたアブラゼミは、すぐに静かになり動かなくなった。

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ナイフのようにアブラゼミの胸の筋肉を切り取っていく。
雄ゼミの腹はほとんど空洞で筋肉がついていないことをよく知っているようだね。
作業は素早くとても手際がよい。顎と前脚を上手に使って団子状にしていく。

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3分も経たないうちに、大きな肉団子の出来上がりだ。
流石のオオスズメバチも、重すぎて飛び立つのに一苦労していたけどね。

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2011年8月17日 (水)

居眠り?

マルハナバチの一種がノアザミの花を訪れて、花蜜を舐めていた。

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ノアザミは、花蜜をたくさん産するようでチョウやハチがよく訪れる。

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マルハナバチはかなり忙しなく動き回るので写真を撮るのが難しいのだが、たまに急に動きを止める時がある。

同じ姿勢で数十秒間ピクリともしないのだ。
理由がよくわからないのだが、睡魔に襲われて居眠りしているのではないかと思っている。

毎日暑いからねぇ。お疲れさまです。頑張ってね。

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2011年8月16日 (火)

玉虫色

たまむし‐いろ【玉虫色】
[1]
タマムシの翅のように、光線のぐあいで緑色や紫色などに変わって見える染め色、または織り色。
[2]
見方や立場によっていろいろに解釈できるあいまいな表現などをたとえていう語。「―の答弁」
大辞林より

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タマムシ(玉虫:Chrysochroa fulgidissima )の美しさは、日本の昆虫の中では五本の指に入るだろうね。
タマムシの翅は、メタリックな緑の地色に赤色のラインが入っている。見る角度や光線の強弱で色合いが変化し、微妙なグラデーションが虹のようで、見ているだけで引き込まれる。

国会では玉虫色の答弁が多用されているが、本来の”玉虫色”にはもっと神秘的な意味があったのではないか。

今は知らないが、私が小学生の頃は小学校の歴史の教科書に法隆寺に収められている”玉虫の厨子”が載っていたし、昔から日本人には馴染みの深い昆虫だったようだ。

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昆虫には疎い私の母親だってタマムシは知っている。
数年前に、母親にタマムシの標本がほしいと言われた。理由を尋ねたら「タンスに入れておくと着物が増える」そうだ。
脚が一本とれている標本をあげたらとても喜んだ。その後、母の服が増えた様子はないけどね。

7月下旬から8月中旬の盛夏に、タマムシはエノキやケヤキの梢の上をグルグルと旋回飛行をしている。強い日差しにキラキラと美しい翅が輝く。
必見の光景だが、頭上を向いての観察なので、首が痛くなるし炎天下の熱中症には用心しなくてはならない。

絶滅の危機に瀕してはいないが、どこにでもいる昆虫ではない。”いる場所にはいる昆虫”なのだ。
ほどぼどに珍しいのがタマムシらしくて良い。

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2011年8月15日 (月)

人の手による自然美

長野県軽井沢町の”白糸の滝”は、落差は3m程度だが幅は弧を描きながら70m以上に及ぶ。
地下水を源流とするので、年間を通じて流量が安定している。幾条もの白い清水が流れ落ちることから命名されたようだ。

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この滝は、昭和の初期に人の手が加えられて、滝面を垂直にされたとのこと。
”このような自然があれば良いなぁ”との願望だろうか。

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少し興醒めだが、この景観が美しいことに変わりはないか。

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こちらの流れも人の手によるものらしい。まるで造園だねぇ。

白糸の滝は自然の造形美とは言い難いが、観光客の人気は上々の様で、この日も多くの人が訪れていた。

暑い日に清流を眺めて一服の涼をとるのは心地よい。

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2011年8月14日 (日)

裏表があるね

ルリタテハ(瑠璃立羽:Kaniska canace )は、住宅地でも見かけることがあるが主に林の中やその周辺に生息する。
神奈川県では成虫が年に2~3回発生するので、初夏から初秋までの長期間、観察することができる。

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呆れるくらい元気に機敏に飛び回る蝶だ。
花を訪れることは少ない。雑木林の樹液を好むので、カブトムシなどと一緒にいることが多い。

翅を開くと表側の黒地に水色の帯がよく目立つ。

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しかし、翅を閉じると印象は一変する。地味な迷彩模様の裏側は樹皮に紛れて全く目立たない。

環境に埋没するときは裏側を、同種の異性を求めるときは表側と使い分けているのかもしれないね。タテハチョウのファミリーにはこんな翅を持つ種が多い。

裏表が”ある”奴だ。

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2011年8月13日 (土)

なぜか”峠の釜めし”

富岡製糸場の正門を出てすぐの所に、横川の峠の釜めしで有名な”おぎのや富岡店”が営業している。

なんでこんな場所にと思ったが、久しく釜めしを食べていないので店に入った。

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もちろん注文したのは釜めしだ。相変わらずの美味で嬉しかったし、満足できたね。

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2011年8月12日 (金)

繭あれこれ

言うまでもなく、生糸の原料となる繭はカイコ(蚕:Bombyx mori  )が紡ぐものだ。

繭はカイコの幼虫が吐き出した一本の糸からできている。この糸を解して数本を束ねて紡いだものが生糸になる。
生糸を滑らかな質感にするためにアルカリ処理して、ようやく絹糸になる。
洋の東西で、絹は最高級の繊維として重宝された。養蚕の歴史は少なくとも五千年といわれる。

品種改良によって、カイコはより白く、より多くの糸を産するようになった。

野で生まれるシルク

富岡製糸場が操業した当時の繭は小さい。これでは生糸の収量も少なかったことだろうね。

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現在の品種は、繭がより大型になっている。色もより白くなっているように思える。

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ただ、色についてはほぼ黄色の品種もあるようで、純白だけを追求するものではないらしいね。

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2011年8月11日 (木)

”暫定”世界遺産

群馬県富岡市にある富岡製糸場に行ってきた。

明治5年に建設された日本で最初の官営工場として、小学校の教科書にも記載されているので、知っている人も多いだろう。
国の重要文化財に指定されている建物が何棟も保存されている。

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明治初期における輸出品の要である生糸の品質改良と大量生産を図るために、機械式製紙工場の建設が急務だった。
富岡製糸場の建設は国策として推進され、日本の工業化の先駆けとなった。

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重厚なレンガ造りの建物は、木骨レンガ造りだ。”木骨”というのが珍しい。
写真の”東繭倉庫”は、1階が事務所、2階が乾燥した繭の貯蔵場として使われたそうだ。

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屋根に降った雨水を防火水槽に貯水する仕組みになっていた。
乾燥した繭に引火するとあっという間に燃え広がることが懸念されたのだろうね。

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要石に「明治五年」の字が彫られている。これが原点という強い意思を込めたのだろうか。

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こちらは”西繭倉庫”だ。やはり2階を繭の貯蔵に使用していた。

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繭から生糸を繰る操糸場の天井は、木造トラスだ。鉄橋などでお馴染みの三角構造だが、木骨組みは初めて見たね。

日本の産業革命の原点、近代工業発祥の地としてユネスコの世界遺産への登録に向けて活動が進んでいる。
現在、「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産暫定リストに記載されているそうだ。
保存状態はとても良いように見える。地域の人達の献身努力の賜物だろうね。

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2011年8月 7日 (日)

”虎の威”を借る

ヨツスジトラカミキリ(Chlorophorus quiquefasciatus )は、毎年、我が家を訪れてくれるカミキリムシだ。

トラカミキリとはよくいったもので、黄色と黒の”タイガース”ルックはとても目立つ。
背中の模様は、阪神のTHマークにどことなく似ていると思うね。
昆虫界で黄色と黒を纏う者はハチだ。ヨツスジトラカミキリはアシナガバチに擬態しているといわれている。
これはヨツスジハナカミキリも同様だ。

Eeating now!!(ヨツスジハナカミキリ)

手入れがおろそかになりがちな我が家には、ヤブガラシが茂っている(まったく困ったものだねぇ)。
このヤブガラシの花が咲くころに、ヨツスジトラカミキリは花粉を食べに来てくれる。

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ヤブガラシ以外にも、その辺の葉上にとまっていることが多い。
ただし、かなり敏感な昆虫なので、そっと近づかないと飛んで逃げていってしまう。

その飛び方、脚をダラリと伸ばしてフワァーと飛ぶ様が、またアシナガバチにそっくりなのだ。
毒針を持つアシナガバチに似ていれば、天敵の鳥に襲われる危険が少なくなるし、餌場を争うライバル達を威圧することができる(本家・本元のハチを除く)ので得することが多い。
まさに“虎の威を借る“だね。

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交尾を済ませたヨツスジトラカミキリの雌は、丈夫な産卵管を広葉樹の材に突き刺して卵をうみつける。よほど鋭いのかよく折れないものだ。

Photo

孵化した幼虫は、材を食べて成長していく。

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2011年8月 5日 (金)

Eeating now !!(ゴマダラカミキリ)

ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切:Anoplophora malasiaca )は日本全土に分布し、住宅地でもよく目にする大型のカミキリムシだ。
カミキリムシは小型で分布が限られている種が多い。
多分、日本で一番よく知られているカミキリムシだろうね。

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写真はゴマダラカミキリの雌だ。

体長は約3cmで、雌の方がでっぷりとした体型をしている。カミキリムシ類の一般的な傾向として、雌に比べて雄の触角は長い。
体色は黒地に白の斑点が付いている。シックではあるが光沢のある黒は美しい。
触角は黒、うす青、黒…の節が交互に連なって、かなりの洒落者だ。

ごく普通種ではあるが、私はこのカミキリムシが好きだねぇ。
綺麗だし、重量感があるのも良い。

ゴマダラカミキリは、幼虫も成虫も生木を食べる。
食樹となるのは、カエデ、ポプラ、プラタナス、ヤナギ、クリ、クワ、ミカン類、イチジクなど、多種にわたる。
これらの木は、公園、街路樹、庭木などで植えられることが多いので、住宅地でもお目にかかることができるのだ。

P7271480

ゴマダラカミキリの成虫に齧られると、樹皮はボロボロになってしまう。
枯れてしまうことは稀だろうが、樹木の生長を阻害することは間違いない。

幼虫は樹木の材部にトンネルを掘って食害するから、より大きなダメージを与える。
三浦半島にはミカン畑がたくさんあるが、農家にとっては間違いなく”害虫”だろうね。

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2011年8月 4日 (木)

Eeating now !!(ヨツスジハナカミキリ)

黄色地に4本の黒い筋が入ったヨツスジハナカミキリ(Leptura ochraceofasciata )は、かなり目立つカミキリムシだ。

成虫は6~8月に発生し、クリやノリウツギなどの花を訪れて花粉を食べる。

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なぜ、こんなに目立つルックスをしているのか。
ノリウツギの花にはアシナガバチもよく訪れるが、ヨツスジハナカミキリの外見はアシナガバチによく似ているのだ。

鳥、動物、他の昆虫に嫌われているハチに擬態すれば、ヨツスジハナカミキリが襲われる危険は少なくなるだろう。

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前脚に着いた花粉を食べている様が可愛らしいね。

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2011年8月 3日 (水)

Hunting now !!(ホソアシナガバチ)

ムモンホソアシナガバチ(無紋細脚長蜂:Parapolybia indica)は、林の中に営巣することが多いが、住宅地でも見かけることがある。

スズメバチ類や他種のアシナガバチ類と同じく、ムモンホソアシナガバチも、幼虫に与えるために小さな昆虫を狩ったり、動物の死がいを集める。アシナガバチの幼虫は肉食なのだ。

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分かりにくいが、顎と前脚で団子にしているのは、なんとミミズの肉だ。
見つけた時、まだミミズは動いていたので、地表に這い出して弱っているミミズを襲ったのだろう。

アシナガバチは視覚で獲物を探知するという。探索飛行はあっちにフワフワ、こっちにフラフラで、一見すると非効率に思えるが、幼虫を養う必要量は確保できているのだろうね。

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2011年8月 2日 (火)

Hunting now !!(アメンボ)

夏の水たまりでは、アメンボをよく見かける。

多種多様な水生昆虫がいるけど、これだけ上手に水面を滑走できるのはアメンボだけだろうね。よく例えられるけど、まるで水上の忍者だ。
アメンボの6本の脚にはたくさんの細毛が生えている。この細毛が水の表面張力を大きくすることによって、水面に立つことができるのだ。
もちろん相対的に体重が軽いことも重要で、いくら脛毛が多くても人は水面に立つことはできない。

アメンボ類はカメムシの仲間だから体に臭腺をもつ。その臭いが飴に似ていることが”アメンボ”の由来だそうだ。
鼻が利かない私には、飴の臭いは感じられないけどね。

雨上がりの水たまりにいつの間にかアメンボが群れていることがある。湧いて出たわけではない。
意外かもしれないが、アメンボの成虫には翅があるから、別の水域へ飛んで移動することもできるのだ。

水面と空中の両刀使い、なかなかやるではないか。

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飛行能力もあるが、アメンボの主な生活場所はやはり水面だ。交尾も水面で行う。

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もちろん、餌をとるのも水面だ。
アメンボ類はカメムシの仲間だから、尖った口(口吻)をもっている。
食性は肉食で、水面に落ちた他の昆虫に口吻を突き刺して、消化液を注入してから液化した組織を吸う。
分かりにくいが、上の写真は水面に落ちたアリ類を捕まえたところだ。

スイスイと水面を滑るアメンボを見ていると、のんびり、ゆったりした気分になるだろう。
その実態が肉食系ハンターと知ると、またイメージが変わるかもね。

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2011年8月 1日 (月)

剣道の試合

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日曜日は横須賀剣道連盟の大会があり、中学2年生の娘が出場するので応援に行った。

夏季の剣道は暑さとの勝負でもあるね。蒸し暑い体育館では、防具を着けるだけで汗が噴き出すだろう。
先週、高校2年生の息子は長野県に4泊5日の剣道夏合宿に行ってきたが、ずっと雨が降っていたようだ。
気温が低くて、剣道の稽古をするには良かったのかもしれない。全く遊びなしのガチンコ合宿のようだしね。
室温が低いと試合観戦する方もしのぎ易くて助かる。

娘は学年別の個人戦で順調に勝ち進み、決勝戦で惜しくも敗れたが準優勝の大健闘だった。偉いぞ。
トーナメントの当たりも良かったそうだが、運も実力のうちだろう。

Img_6643

次峰を担った団体戦では、宿敵チームに決勝戦で敗れてやはり準優勝だった。

剣道は全くの素人だが真剣勝負(竹刀だけど)の緊張感が気持ちよい。

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